弱虫ペダルサイクリングチーム

レースレポート

第23回全日本選手権個人タイム・トライアル・ロード・レース大会

全日本TT miyo

大会名

第23回全日本選手権個人タイム・トライアル・ロード・レース大会

開催日

2019年6月27日

結果

WE 6位

使用機材等

フレーム         :FELT AR FRD
メインコンポーネント  :Campagnolo RECORD EPS 11S
ホイール         :Campagnolo BORA ULTRA50
タイヤ・チューブ     :Panaracer RACE Evo4Series
クランクセット       :POWER 2 MAX
チェーン     :KMC X11SL
サイクルメーター     :GARMIN Edge130J
アンダーウェア      :CRAFT
ヘルメット       :OGK KUBUTO
シューズ          :NORTH WAVE EXTREME
グローブ          :Roeckl
ケミカル      :和光ケミカル
サプリメント        :グリコ パワープロダクション
日焼け止めローション  :Aggressive Design Top Athlete Sun Protect
クレンジングオイル   :Aggressive Design Waterproof Cleansing Oil
スキンケアクリーム   : Aggressive Design Top Athlete Skin Care Cream Urthr
リップクリーム      : Aggressive Design Top Athlete Lip Protect cream Hemere
サングラス        :Oakley Rader EV (オードビー様)

全日本TT miyo3

 

唐見 実世子レポート

令和元年の全日本選手権が開幕した。初日は個人タイムトライアル。自分としては好きな種目ではあるが、約13kmのロードコースとほぼ同じ起伏のあるコース2周するため、コースを覚えられるかどうか、またペース配分の問題など、とても難しいと思った。前日試走では時間にも限りがあって2周しかできなかった。選手全員条件は同じなので仕方がないが、コーナーも多く、コースを攻略するには時間が足りなかった。
今回の機材は昨年ロードレースでメインバイクとして使用させていただいたAR FRDにDHバーを装着する仕様を選んだ。理由は直進性に特化したフレームである事。登りのダンシングやDHバーを持った時の安定感が今まで使用していたTTバイクよりも優れている事だった。ただ、ドロップハンドルにDHバーという仕様だったので、変速する際に時間がかかってしまtたり、バーコンのように小まめに変速できないのが懸念材料だった。
レースは後ろから2番目でスタート。まずはホームストレートを1往復半する。風はホームが向かい風。スタートしてUターンして追い風に変わるが、思うようにスピードに乗せる事ができず、体が言う事を聞かない。Uターンして向かい風。止まりそうなスピードになり、さらにスピードに乗らない。
最終コーナー、レクサスコーナー、ダンロップコーナー、すべてのコーナリングも風に煽られたりして、今考えるととても雑だった。ただ、AR FRDを選んだ事は正解で私自身のテクニックのなさもそれを選んだ事で落車する事もなく、最低限のラインで回れたと思った。
少ししたら勾配のきつい登りだが、少しダンシングを取り入れて登った。いくつかのアップダウンもできるだけリズムよく走る事に心がけたが、一番長い登りのあたりで与那嶺選手に追いつかれてしまった。左側を走って抜いてもらって、その後はできるだけ彼女から離されないように集中するも、じわじわと離されていった。彼女の方が体力だけでなく、コース攻略、テクニック、すべての面において優っていた。
自分自身の甘さに嫌気が刺しながらも、入りが遅かっただけに最後までペースを落とさないように頑張ってゴール。
6位と言う結果でした。
走れていないと言う自信のなさを克服できず、自転車をうまく操る事すらできていなかったように思います。この結果を真摯受け止めるのはもちろん、トップとの差がどこまで埋められるのか、ベストな力を出すのに何が足りていないのか、一つ一つ考えていきます。せっかく自分にも合っているしコースに適したフレームで走ったのに、それを生かす事ができなかった自分に対し、とても腹立たしく思いました。
ここまでの1年間、サポートしていただいたすべてのみなさま、本当にありがとうございました。

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