弱虫ペダルサイクリングチーム

レースレポート

Coupe du Japon やわたはま国際

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大会名

Coupe du Japon やわたはま国際

開催日

2019年5月26日(日)

結果

男子エリート :2位

使用機材等

フレーム     :GIANT ANTHEM ADVANCED PRO 29ER
フォーク          :FOX 32SC FLOAT FACTORY FIT4 (エア圧:75psi リバウンド:全閉-6クリック)
リアショック        :FOX FLOAT FACTORY (エア圧:125psi リバウンド:全閉-12クリック)

タイヤ     :IRC MYTHOSXC (1.7bar)
ホイール         :IndustryNine Trail270
ブレーキ :MAGURA MT8
サイクルメーター     :GARMIN Edge820J
ウェア     :Champion system
アンダーウェア      :CRAFT
ヘルメット       :OGK Kabuto ZENARD
シューズ          :NORTHWAVE EXTREME XC
ケミカル      :和光ケミカル
サプリメント        :グリコ パワープロダクション
日焼け止めローション  :Aggressive Design Top Athlete Sun Protect
クレンジングオイル   :Aggressive Design Waterproof Cleansing Oil
サイクルウエア用洗剤  :亀の子束子 自転車泥汚れ専用洗剤

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前田 公平レポート

今年の前半戦の山場であるUCI C1レースである今大会。5月上旬に比べコンディションも上向きの状態で臨むことができた。コースは後半部分が変わっており、ゴジラの背と呼ばれる下りが無くなり、斜度のキツい登りが新設されていた。コースコンディションはスーパードライで、乾ききった固い土の上に砂が浮いており、かなり滑る状態。ノブが刺さらない路面で、エアボリュームを稼ぎたいのでタイヤはMYTHOSを選択。アジア諸国からの選手の参戦もあり、昨年も来ており、2位にはいっているカザフスタンの選手もエントリーしており、ハイレベルなレースが予想された。
レースは最前列からスタートし、最初のシングルトラックに先頭で入る。まずは様子見のペースで走り、コース前半を終え、1列棒状のままコース後半へ。桜坂と呼ばれるコース後半最初の登りでBS沢田選手がペースアップし、そこにカザフスタンチャンピオンのキリル選手がフォローする形に。その後ろに続く形でコース後半に入っていく。コース終盤の登り返しでもう一度先頭にでてペースを上げ、先頭パックを引き延ばしにかかる。そして2周目のコース前半を終えるころには自分とキリル選手、中原選手の3人に絞られた。序盤にしてかなりキツい状態だが、ペースを維持しつつもキツい状態を悟られないように周りの様子を伺う。すると3周目で中原選手と2人になった。何年も同じレースを走っていて癖も分かるが自分の癖も筒抜け状態。中盤に入り少し余裕も出てきたので、ペースを作りつつどこで仕掛けるかどうかを探る。後ろも30~40秒後ろで気の抜けない展開。レース後半のプランとしては6周目の後半の斜度のキツい登りで仕掛ける作戦。そこまでは細かく探りは入れるものの大きな動きはせずに終盤に備えた。そして6周目、コース前半で予定よりも早く離すことができたのでペースを維持してリードを広げていく。しかし猛烈な勢いでカザフスタン勢が追い上げてきていた。そしてリードを持って最終周に。急に脚が攣りはじめてしまい、スパートが掛けられない。コース後半の登りでキリル選手に追いつかれ、前に出られてしまった。なんとか後ろに着くが、最終コーナーからの距離が短いため、前に出たいが仕掛けどころがなく後ろから最終コーナーへ。スプリントで横並びまでいくものの、ビデオ判定で差し切れておらず2位でフィニッシュとなった。
UCIポイントを多くゲットするためにも勝ちたかったが、届かなかった。非常に悔しいが、昨年のアジア大会で入賞している選手とギリギリまで競れたことはポジティブに捉え、また全日本にピークを合わせトレーニングしていきたい。

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