JCX第12戦 前橋CX 岩神緑地
大会名
JCX第12戦 前橋CX 岩神緑地
開催日
2019年2月10日(日)
結果
カテゴリー1 前田 公平:優勝,織田 聖:2位,江越 海玖也:6位
カテゴリーL1 唐見 実世子:6位
使用機材
フレーム : FELT FX FRD,F1X
タイヤ : Challenge 前田:CHICANE
織田:CHICANE
江越:CHICANE
唐見:CHICANE 1.5bar
ホイール : INDUSTRY NINE
クランクセット : ROTOR 3D+ QCX1
バーテープ : Silic1
チェーン : KMC X11SL
サイクルコンピュータ :GARMIN 820J
ウェア :Champion system
ヘルメット :kabuto AERO-R1
シューズ :NORTHWAVE EXTREME XCM(前田,織田), SCORPIUS2 PLUS(江越)
ケミカル :WAKO’S
日焼け止めローション :Aggressive Design Top Athlete Sun Protect
クレンジングオイル :Aggressive Design Waterproof Cleansing Oil
サイクルウエア用洗剤 :亀の子束子 自転車泥汚れ専用洗剤
サイクルスタンド :リッカルアルミサイクルスタンド
前田公平レポート
JCX最終戦となる今大会。前日の雪予報も影響なく、路面は砂埃が立つほどのス
パードライ。世界選手権帰りだと自分の場合は鼻息荒くして次のレースに臨むので、それ相応の気持ちでスタートラインに並んだ。
スタートしてシーズンベストのペダルキャッチを決めホールショットを取る。スタートからペースを作っていくとすぐに織田選手と2人になった。バニーホップが出来るアドバンテージは大きく、後ろとの差はどんどん広がっていった。お互いが得意セクションでペースを作りながら周回をこなし、ミスもありながらも後続との差を広げていく。そして最後は譲ってもらった形になってしまったが先着。シーズン最後の有終の美を飾るとともに年間チャンピオンを獲得することができた。
シーズンインこそ怪我明けからの苦しいスタートでしたが、おかげさまで良いシーズンを送ることができました。ありがとうございました。来るMTBシーズンに向けてまたスタートしていきたいとおもいます。
織田聖レポート
今期の自分自身の最終戦でもありJCX最終戦でもあった前橋シクロクロス。パサパサなコンディションと赤城颪で砂煙が舞う中のレースとなった。コースにはBMXセクションも組み込まれておりBMX上がりの自分にとってとても有利なコース。少し遅れてしまってもBMXセクションで本気を出せば追いつける自身もあったので少し遅れても慎重に走ろうと思ってレースに挑んだ。
レースはチームメイトの公平選手のホールショットから始まり自分はそれに次ぐ2番手でスタート後の階段セクションを駆け上がった。少し離れてしまったが、シケインからのBMXセクションでブリッジしてパックになる。2周目に入る頃には2人になっておりパックで周回をこなした。2人ともミスもあったものの最後までパックで走り続けることができ、公平選手から学ぶこともたくさんあったのでとても良いレースになったと思います。
今シーズンのシクロクロスはこのレースで終了となります。今シーズンもたくさんのサポート、応援ありがとうございました。
これからは、ロードレースシーズンに向けて準備をしていきたいと思います。
レース後に発表した通り、今シーズンはフランスのアマチュアチーム「Team EC14」に所属する事が出来ましたので向こうでたくさん揉まれてきたいと思います。日本のレースは、弱虫ペダルサイクリングチームで引き続き走らせていただきますので、これからもよろしくお願いします。
江越 海玖也レポート
今シーズン最後となる前橋CX。
スーバードライコンディションで風が強いせいもあり砂ぼこりが舞っていた。慣れない時差ボケも治りきらず、不安の状態でのスタートとなった。スタート位置を見誤り階段でかなり位置を下げてしまったが、次の周回に入る頃には4番手を走っていた。そのまま3位争いで走れたら良かったのだが、ワンミスからジリジリと離されていった。レース後半に突入し、4位争いのパックを走っていた頃にピット前のコーナで前輪をパンクさせてしまった。そのままピットインしたがバイクが用意されておらず時間を喰ってしまった。そこからの挽回はなくレースは終了となった。
メカトラを起こしてしまったことやピットとの息があわないなど最後に反省の多いレースになった。何をいっても今シーズンは終わりなので来シーズンへの課題の1つとし、ロードに向けて入れ替えていこうと思います。
今シーズンはありがとうございました
唐見 実世子レポート
今年も無事にJCX最終戦を迎えることができた。
今期は体調面、メンタル面共にコントロールが非常に難しく、オフトレと割り切ってのトレーニングレースではあったが、苦しいレースがずっと続いた。
前橋CX当日は晴れはしたものの、風が強くてとても寒い。
試走を行なった限り、自分向きのコースではないこともよく分かり、我慢して後半まで残ってチャンスを伺うしかないと思った。今年は体調不良も続き、JCX戦への参戦数も少なかったため、前橋CXで優勝しない限り、シリーズ上位に食い込むこともできないことがわかっていて、優勝以外には個人的にはあまり価値のないレースでもあった。しかし、今の自分のシクロクロスの実力から考えて、優勝することは本当に難しかった。
スタート前から寒くて、レッグウォーマーも厚手の手袋も外せない。
スタートはミスこそしなかったものの、その後の階段の処理などもあってずっと躊躇しっぱなし。
くだり切ったところできれいに曲がれず、生垣に当たりそうになったところに他の選手がぶつかってきて、コースアウト。最後尾まで落ちてしまう。
シングルトラックが続き、前の選手を交わす場所がない。グロッキーになってしまって、勢いがつかない。コース幅の広い場所で一人一人抜いていく作業をするが、ペースにのせる走りからは程遠く、リズムに乗れない。
そのまま6位でゴール。
全く良いところが見られない走りだった。
今期はオフトレーニングの一環と割り切って参戦させてもらっているものの、やはり、目の前のリザルトも多少は大切で、そんな意味でも少しもどかしいシクロシーズンとなった。
そんな余韻に浸る間もなく、ロードシーズンがもうそこまで迫っている。
この悔しさをロードシーズンにぶつけたい。