弱虫ペダルサイクリングチーム

レースレポート

JCX第5戦 シクロクロスミーティング第4戦 飯山シクロクロス

iiyama JCX l1 podium

大会名

JCX第5戦 シクロクロスミーティング第4戦 飯山シクロクロス

開催日

2017年11月12日(日)

結果

カテゴリー1 前田 公平:2位,織田 聖:13位,江越 海玖也:15位
カテゴリーL1 唐見 実世子:優勝

mikuya iiyama

使用機材

フレーム : FELT F1X
タイヤ : Challenge BABY LIMUS(前田,織田),LIMUS(唐見)
ホイール      : INDUSTRY NINE
クランクセット   : ROTOR 3D+ QCX1
バーテープ : Silic1
チェーン : KMC X11SL
サイクルコンピュータ :GARMIN 820J
ウェア       :Champion system
ヘルメット     :Giro Air Attack,Synthe MIPS,Synthe
ケミカル      :WAKO’S
日焼け止めローション  :Aggressive Design Top Athlete Sun Protect
クレンジングオイル   :Aggressive Design Waterproof Cleansing Oil
サイクルウエア用洗剤  :亀の子束子 自転車泥汚れ専用洗剤

前田公平レポート

昨夜からの雨こそ上がったこのの、気温は低く寒い飯山2日目。雨が上がったことで泥の水分が飛び、より重くへばりつく厄介な泥となった。泥のナイトレースは思ったよりも消耗していたが、早めのペースコントロールの成果もあり大きな影響はないだろう。直前の試走でかなり泥を拾ってしまうことがわかったのでセミマッドのBABY LIMUSで泥はけを重視したセッティングに。
スタートは無難にこなし、2位で最初のセクションへ。すぐに先頭に立ち、今日はペースを上げてプッシュ。すぐに沢田選手と2人になった。乗り降りのポイントを模索しつつ2人パックで進める。レースは半分をすぎ折り返し、4周目に森林セクションでチェーン落ちをさせてしまい、それがチェーンウォッチャーの内側に入ってしまった。ピットまでランせざるを得なくなってしまい、戦線離脱。その間に3位の竹内選手に追いつかれてしまった。先頭争いから脱落してしまい、集中も切れペースが上がらず最終周までランデブーとなった。周回序盤のフラットセクションでアタックし、決まらなかったものの休ませずに脚を削り、周回の中盤でペースが落ちてきたところで引きはがしにかかる。上手くいき、そのまま2位でゴール。
メカトラを起こさないのも技術なのでしっかり次にむけて修正したいと思います。パフォーマンスは例年に比べ良いと思うので崩さないようにしていきたいと思います。

織田 聖レポート

昨日のレースよりさらにコンディションが悪くなり、泥もまとわりつく重いものになっていた。スタートでうまく加速できず、5番ぐらいで1番最初の泥区間に入った。泥区間に入って前の選手をパスしようとしたのですがふらついて寄ってきた選手にフロントをすくわれ泥に正面からダイブ。ハンドルが曲がってしまいピットイン。焦りから無理に追い越そうとしてコーステープに引っかかってしまい逆にタイムロス。何回も同じ過ちを繰り返してしまった。最後の2周ぐらいは落ち着いて走ることができましたがスピードにうまく乗れず悔いの残るレースだった。ミスしてリズムを崩してしまい立て直せないという良くない流れ。早く立て直せるフィジカルとメンタルが必要だと感じさせられたレースとなった。たくさんの応援、サポートありがとうございました。

江越 海玖也レポート

飯山JCX。コースは昨晩と同じ。雨が上がり、バイクにへばりつく泥に変わっていた。走ってる人のバイクを見るとプーリーに草が詰まりエンドをまきやすく、バイク交換必須になっていた。
スタートは34番手。スタート後すぐにコース幅が狭くなり、泥に変わる。前方で落車が発生し、つまっていたのですぐに降りランでぬけた。泥もだいぶ掘れて乗車箇所が減りほぼラン状態。足元が滑り、キャンバーでは滑り落ちるなんてこともあった。泥や草でメカトラが起きる前にピッドインでバイク交換。レース前にステムのボルトを折ってしまい仕方なく短いステムで走ってたがラン箇所が多く助かった。(ステムもスペアパーツで持って行くようにします。)ラスト一周、前方の選手が垂れてきており、最終コーナーで追いつきスプリントしたものうまくブロックされてしまい差し切れずゴール。ランが苦手な僕にはただきついレースだった。
昨晩のようなミス連発みたいな事は無かったのでそこは良かったと思います。
泥レースの試走の大切さ、慌てず対処がどれだけ大事かを再確認しました。
応援、サポートありがとうございました。

唐見 実世子レポート

とても大切なJCXシリーズ戦。昨夜のレースで足と腰が張っている。それに飯山の寒さが身体に堪える。
朝7時30分に会場入り。昨夜走って、コースの大体の感じは掴めているので、路面状況を見るためにもゆっくりと試走を行った。
昨日よりも、路面が耕されていたり、こねられていたりして、すごく難しい。バイク交換も必要になってくる事も分かった。
11時41分、スタート。
クリートキャッチが大失敗。優勝候補の今井選手に差を広げられてしまう。細かいコーナーや滑りやすくなったキャンパーもあって、なかなか差が詰まらない。林の区間でランニングして、前との差を一気に詰めるが、その後も細かいコーナーなどで先に行かれてしまったりして、すごくきつい。
2周目の林区間で、何とか独走態勢まで持ち込んだが、泥やキャンパー、コーナー、一つ一つの動作が難しくて、とにかくきつくて仕方がない。前を走るC2の選手とのバトルも自分にとっては初めての経験でどうしてよいかわからない。
ラスト周回、細かいミスをしてしまったり、落ち着いて走る事ができなかったりして、今井選手に逆転され、もたついていたらアッという間に離されてしまう。
最後の最後で追いついて、先行する事ができたのでアスファルトの登りで思い切り踏んで何とか優勝する事が出来ました。
今回のレースは泥でバイクが重くなってしまうのでほとんど毎周回バイク交換をしましたが、女子のレースでここまでしっかりとサポートしてもらえるチームは他にはありませんので、本当にありがたい事だと実感しました。
最後まで諦めずに走り切る事ができたのは、機材や優秀なスタッフさんなどたくさんのサポートがあったからこそなので、それらに見合うような選手になりたいと思った遠征でした。
来週はマキノ高原でUCIレースがあります。体調管理に気を付けて、少しでも良い走りができるように頑張ります。

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