弱虫ペダルサイクリングチーム

レースレポート

東北CX Project 第1戦 さがえグラウンド UCI-2

sagae kohei

大会名

東北CX Project 第1戦 さがえグラウンド UCI-2

開催日

2017年10月29日(日)

結果

カテゴリー1 前田 公平:2位,織田 聖:13位,江越 海玖也:24位
カテゴリーL1 唐見 実世子:2位

使用機材

フレーム : FELT F1X
タイヤ : Challenge  CHICANE(前田)、F: CHICANE/R: BABYLIMUS(織田)、BABYLIMUS(唐見)
ホイール      : INDUSTRY NINE
クランクセット   : ROTOR 3D+ QCX1
バーテープ : Silic1
チェーン : KMC X11SL
サイクルコンピュータ :GARMIN 820J
ウェア       :Champion system
ヘルメット     :Giro Air Attack,Synthe MIPS,Synthe
ケミカル      :WAKO’S
日焼け止めローション  :Aggressive Design Top Athlete Sun Protect
クレンジングオイル   :Aggressive Design Waterproof Cleansing Oil
サイクルウエア用洗剤  :亀の子束子 自転車泥汚れ専用洗剤

sagae hijiri

前田公平レポート

狙ったように週末の天気が崩れる今月。今回も予報通り雨となった。泥もあるが芝生の水たまりが多くの割合を占めていた。コースは昨年と近くフラット基調で、滑る区間が少ないためタイヤはセミスリックのCHICANEを選択した。
スタート後が一気に狭くなるため、スタートダッシュを決め最初のキャンバーへ。上手くこなし、半周もすると小坂選手と2人抜け出す形に。しかし最終コーナー手前でチェーン落ちのトラブル。直してリスタートするもかなり遅れてしまった。この後、何度も同じ症状に見舞われ、対策を考え、逆回しをしない、チェーンのテンションを張り続けるためにペダルを回し続けるも解決にはならず。そうこうしているうちに気付けばのこり2周で5位まで下がっていた。ロー側付近の使用を避け、速めに担ぎに移行することでなんとか凌ぎ、前を追い何とか2位でゴール。
最後まで前を追う姿勢で走れたのは良かったが、序盤から続いたことを早めに原因と対策が出来なかったのは、まだまだ知識が足りないなと思いました。2位が続いているのでそろそろ勝ちたいです。

織田 聖レポート

前橋CX、ジャパンカップに続き今回の寒河江も雨レース。コースは平坦基調でキャンバーセクションも多かった。シケインは30cm強と跳べる高さだった。前日試走時はバニーホップでクリアすることができたが、当日は下がヌタヌタになってしまっていて試走でトライしたが降りた方が速いと感じたのでレースでは降りてクリアした。
スタートは1列目の中央付近で小坂親子の間。クリートキャッチはうまくいったものの引き足のクリートが外れてしまい遅れる。直線が長かったためなんとか前にあがれたものの1つ目のキャンバーセクションでチェーン落ち。ピットでバイクチェンジをして前を追うもまたチェーン落ち。1周に最低3回はチェーンが落ち「1歩進んで3歩下がる」みたいな展開。2周目ぐらいまではまだ表彰台圏内の選手が見えていたのでモチベーションはなんとか保つことができたが、中盤ぐらいからは全く見えなくなりやる気がなくなった。このままではだめだと思いインターバル練習と割り切って走った。チェーンが落ちるまで全力で走りまた落ちたら全力。調子もよく泥区間やキャンバーもうまく乗りこなすことができていたと感じたので幕張ではしっかりと結果を残したい。

江越 海玖也レポート

台風の影響でウェットコンディションとなった寒河江CX。
コースは平坦基調だが昨年と変わってキャンバーが多くなっていた。スタート後一気に狭くなるから渋滞にひっかからないように出来るだけ前に行くように考えていた。
スタートして左から上がろうとしたがなかなか隙間がなく思うようにいけなかった。土井選手がこじ開けた後ろに入り集団中程で最初の狭いキャンバーに入ることができた。キャンバーでは誰にもひっかからず乗り切れたお陰でさらに順位を上げられた。そのまま行ければ良かったのだが、40分を過ぎたあたりからペースも落ち、ミスも多くなった。ずるずると後退。最後前にいた人も抜けずゴール。
序盤は良かったが周回を重ねるごとに、走りが雑になり勢いでどうにかしようとする走り方になってしまっていた。小貝川での失敗もありパンクに対しては冷静に対処することができた。
エリート2回目にしてやっと完走出来たがレベルの差や、時間の長さにも課題を感じ取れました。一つずつでも確実にクリアして結果につなげていきたいです。
応援、サポートありがとうございました

唐見 実世子レポート

昨年に引き続き、2回目の東北CXさがえラウンド。
レース前日の試走に間に合うように現地入り。昨年に比べ暖かく、日差しもある。コースはキャンパーが増えていて少し難しく感じたが、重い路面やガタガタして走りにくい路面の方が大変だと思った。また、レース当日は台風の影響で、雨予報となっていたので、前日試走とレースで路面状況が全く異なる事も予想された。
レース当日。C4を走る選手もいるので、早めに現地入り。どんな路面だったか聞いたり、午前のカテゴリーの選手の走りを見て、タイヤのチョイスや、コースの走り方を考えるが昨日とは打って変わった路面状況。キャンパーは滑りやすく、泥の深い箇所もいくつもあった。
雨の降りしきる中、13時のレーススタート。コール待ちからスタートまでの15分間は寒すぎて、早くスタートして欲しいと思ったと同時に、雨の日は特に、身体を冷やさないための工夫が必要だと思った。
レースがスタート。練習したはずのクリートキャッチも上手くいかない。シッティングでクリートをはめて、5番手で泥区間に突入。泥区間で先頭の2名から遅れをとってしまった。その後の重い路面の区間で2番手に上がったものの、先頭との差は15秒、30秒…といった具合で開いていく。
昨年に比べ、泥やキャンパーの経験値は明らかに高くなっていて、自分でも不思議なくらいに走れていた。でも、JCX上位の選手達に比べたら、まだまだテクニックにおいて水をあけられているのも分かった。
また重い路面、凸凹の路面で踏みたいのにギアをかけるだけのフィジカルがなく、今あるできるだけ軽いギアでクルクルと回して走る有様でもあった。
たくさんの課題が浮き彫りになってしまったレースだったが、どんな状況でも簡単にクリートがキャッチできるように、とか、基礎的な事からでも、今できる事を一つ一つ克服していきたいと思いました。
これはレース後の話となりますが、レースでドロドロになったウェア類の洗濯は非常に骨が折れる作業ですが、『亀の子束子 泥汚れ専用洗剤』で洗うので、漬け置きして洗うと、絶望的に真っ黒なウェアが元通りに綺麗になり、いつも助かっております。まだまだ泥レースが続くと思われますので、活用させていただきます。
次戦は11月3日、JBCF最終戦でもある幕張クリテリウム、UCI-2スターライトクロスのダブルヘッダーとなっております。またサイクルモードにてJBCFの年間アワードも行われます。今から体調管理もしっかり行っていきたいと思います。
どうかこれからもよろしくお願いします。

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