弱虫ペダルサイクリングチーム

レースレポート

第21回全日本選手権個人タイムトライアルロードレース大会

全日本TT表彰1

大会名

第21回全日本選手権個人タイムトライアルロードレース大会

開催日

2017年6月23日(金)

結果

男子エリート 大場 政登志:DNS
女子エリート  唐見 実世子:3位

使用機材等

フレーム     :FELT DA1
タイヤ・チューブ     :Panaracer RACE EVO 3.0 TEAM
クランクセット       :ROTOR 3D+ IN POWER
チェーン     :KMC X11SL
サイクルメーター     :GARMIN Edge820J,520J
サドル、バーテープ   : fabric
ウェア     :Champion system
アンダーウェア      :CRAFT
ヘルメット       :GIRO AEROHEAD MIPS
シューズ          :FACTOR TECHLACE, Empire W ACC
グローブ,ソックス,シューズカバー:GIRO
ケミカル      :和光ケミカル
サプリメント        :グリコ パワープロダクション
日焼け止めローション  :Aggressive Design Top Athlete Sun Protect
クレンジングオイル   :Aggressive Design Waterproof Cleansing Oil

唐見 実世子レポート

タイムトライアルはどちらかと言えば得意分野ではあるが、久しぶりに迎えた全日本当日。緊張ばかりが走る。コースはアウターギアで登りきれるようないくつかのアップダウンはあるものの、そのほとんどは平坦。しかしコーナーがいくつかあり、減速や加速、コーナリングテクニックも必要な感じ。また、時折吹く突発的な風も少し気になった。
バイクを早めに準備してくださったお蔭もあり、タイムトライアルバイクに何度となくまたがり、自分なりに練習する事もできた。
全日本選手権という特別な舞台で、気持ちのコントロールが難しく、なかなか平常心が保てない。私の前は日本体育大学のおそらくトラック種目がメインであろう選手、後ろには、世界選手権メダリストの上野みなみ選手が待ち構えている。それでも自分の力は信じたかったので、後ろの選手の事は考えず、まずは前の選手に追いつく事を考えてのスタート。
まずは向かい風。足はそこそこ回っているように感じたがなかなかスピードに乗らない。呼吸だけが苦しい。とにかく我慢に我慢を重ねるが、前を行く選手が行けども行けども見えない。後半のアップダウン区間を超えた辺りからようやく前の選手が見え、2周回目に突入するちょっと前くらいで追い抜いた。よく見ると、2分前にスタートした選手。道理で追いつく訳もないかと思い、気持ちを切り替えて2周目。相変わらずきついし、身体も苦しくなってきてはいたが、上半身がようやく使えるようになってきたのを感じた。呼吸は相変わらず苦しいが、とにかく1秒でも早くゴールしようと思って前の選手を追った。最後は2人の選手が近くまで迫っていたが、追い抜く事が出来ずゴール。
26㎞を走るのに37分58秒30程かかってしまい、3位になった。
知人に撮って頂いた走行中の画像を見る限り、やはり身体が思うように使えていなかった。どんなシチュエーションになっても、自分の持てる力を発揮できるようにメンタルも鍛えなければならないと思った。フィジカル面も分かってはいたが、足りない部分がいくつもあるので、少しずつ強化していこうと思った。まだまだ力不足でした。
全日本選手権を走るにあたり、タイムトライアル用のフレーム、クランク、ヘルメット、レーススーツに至るまで、たくさんのご支援を賜りました。この場をお借りしまして厚く御礼申し上げます。今回の経験が次につながりますよう、努力して参ります。

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