弱虫ペダルサイクリングチーム

レースレポート

JCX第8戦 湘南CX 中井中央森林公園

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大会名

JCX第8戦 湘南CX 中井中央森林公園

開催日

2016年12月18日(日)

結果

男子エリート 前田 公平:優勝

男子U23   織田 聖:2位

女子     唐見 実世子:優勝

使用機材

フレーム       :BH RX Team
タイヤ       :Challenge
ホイール      : PROFILE DESIGN
クランクセット   :ROTOR 3D+ QCX1 42T 172.5mm
ブレーキローター        :BRAKING
ハンドル、ステム、シートポスト、シューズ、バーテープ :Fizik
チェーン                         : KMC X11SL
ペダル                            :crank brothers エッグビーター
ウェア       :Champion system
ヘルメット     :Giro Air Attack
ケミカル      :WAKO’S
日焼け止めローション  :Aggressive Design Top Athlete Sun Protect
クレンジングオイル    :Aggressive Design Waterproof Cleansing Oil

 

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前田 公平レポート

全日本の興奮冷めやらぬまま迎えたJCX中井。長い階段や山登りのような区間があり、かなり特殊なコース。
試走では99段と噂の階段を、全力でダッシュした感触から階段ランのペースを決め、後はコースレイアウトと滑るところの確認をした。バイクに乗るところよりもランが重要だと判断し、ウォームアップはランで行った。
レースはゼッケン1番スタート。落ちついて先頭に立ちレースを進める。あまり飛ばしすぎると自滅の恐れがあるのでマイペースで走る。途中、早くも痺れを切らした織田選手がペースアップ。周回数が増えてしまわないか怯えながら後ろに着く。土手担ぎ区間でもう一度先頭に出てペースを戻す。1周目を終えると残り9周の表示。一安心するとともに心をレースに戻す。1周終了時点で自分、織田選手、PAX宮津選手の3人に早くも絞られていた。4位以下もまだ近いが今のランで付いて来れなければこの先詰まることはないと判断。そしてどうやらランは自分が一番速いようなので、先頭で自分のペースに周りを引き込む。次の周で宮津選手が遅れ、織田選手と二人に。二人で上手くペースを作り、アドバンテージを得る。レース中盤で織田選手も遅れ単独トップに。ペースを崩さないようにし、特に焦る要素もないので坦々と一定ペースで周回をこなし、無事に今季初優勝。
織田選手も2位に入り、遠征前の国内レースを最高の形で終えることができた。欧州遠征ではたくさんのことを持ち帰り、自分の糧にできるよう中身の濃い遠征にします。

織田 聖レポート
朝試走前に会場入りし、朝試走と昼試走をしてレースに臨んだ。
公平選手と一緒に昼試走を行い、一度だけ99段の階段セクションを全力で走った。一度だけでもすごく脚にきた。
会場近くの坂でアップを済ませ、いざスタート。今回のレースはエントリー人数が少なかったこともあり最前列スタート。前回の全日本ではスタートをミスしてしまったので今回は慌てずにペダルをはめる。スリッピーな砂利コーナーを3番手で抜けた。階段セクションで2番手につけその後のセクションで前に出る。この時点で先頭集団は4人か5人だったと思う。早く勝負を決めたかったので1周目からハイペースに。公平選手に上手くコントロールされてしまったが、3人まで絞ることができた。その後、1人ちぎれ公平選手とランデブー...の予定でしたが階段とキャンバーセクションでちぎられ1人旅になった。ラップタイムを後で確認したところ見事に自分がたれていました。
そのまま最終周に。階段セクションをやっとの思いで上りきったところで集中がきれ、森の下りセクションでミス。その間に3位の選手との差が詰まってしまい焦りましたが、その後のセクションなら追いつかれないと思い落ち着いて走ることに。そして、そのまま2位でゴールしました。チームでワン、ツー。自分自身、JCX初の表彰台。欧州遠征に向けていい感じで遠征前のレースを終えることができました。たくさんの応援、サポートありがとうございます。
最後に、欧州遠征について多くの方にアドバイスを貰いました。アドバイスを生かしていろいろなことを学んできたいと思います。応援よろしくお願いします。

唐見 実世子レポート
欧州遠征に向けて最後のJCX。先週の全日本が振るわなかったので、良いイメージで遠征に行くためにも好成績で締めたい所。コースは、キャンパーや森のテクニカルセクションと長い階段上り、フラットだけどコーナーリングが難しいグラウンドのセクションなどで形成されていて、試走の段階でランニングするところや無理をしないところ、逆に踏まなければいけないところ等を自分なりに考えて挑んだ。
レースが始まってすぐに落車があり、先週の全日本で準優勝した武田選手が飛び出す。私は2番手になったが、武田選手と30秒以上の差を付けられてしまう。それに森の中のシングルトラックや、グラウンドのコーナーなどでミスを多発してしまったりして、なかなか前との差が縮まらない。
レースも後半に差し掛かる頃から武田選手に疲れが見え始め、徐々にではあるが前との差が縮まり始めたので、階段の区間や平地の区間を頑張って、苦手な区間は無理をしないでジワジワと前との差を詰めた。
ラスト周回に入ったところでようやく武田選手の背中を捕らえる事ができ、階段の区間で抜く。しかしながら、森の中のテクニカルセクションでまた抜き返されたので、その後の急な上りのランニングセクションで抜き返して、そこからはギアをかけて一気に引き離す事ができ、何とか1位の座をキープしたままゴール。
チームとしてもC1もワンツーフィニッシュをする事ができました。
たくさんのご支援が力になりました。ありがとうございました。
年末年始はチームで欧州遠征に行かせてもらえます。一日一日を大切に、一つでも多くの事を学べるように頑張ってきます。

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