弱虫ペダルサイクリングチーム

レースレポート

JET第30戦/JFT第31戦 第6回 JBCF タイムトライアルチャンピオンシップ

大会名

第6回 JBCF タイムトライアルチャンピオンシップ

開催日

2016年9月11日(日)

結果

E1  岡 篤志:2位,織田 聖:14位,長塚 寿生:18位,大場 政登志:20位,西島 優太郎:64位

F   唐見 実世子:2位

使用機材等 
フレーム           :KUOTA KALIBUR、KOM
タイヤ・チューブ     :Panaracer Race Evo3 Series
クランクセット       :ROTOR 3D+ IN POWER
チェーン           :KMC X11SL
サイクルメーター     :GARMIN Edge520J
ブラケット フード部   :OUTER TOP SHAKES HOOD
ウェア             :Champion system
アンダーウェア      :CRAFT
ヘルメット           :MET ドローンHES、リヴァーレHES
ケミカル            :和光ケミカル
サプリメント        :グリコ パワープロダクション
日焼け止めローション  :Aggressive Design Top Athlete Sun Protect
クレンジングオイル   :Aggressive Design Waterproof Cleansing Oil

 

 

岡 篤志レポート

渡良瀬遊水地にて、1周5.3㎞の平坦コースを使用したタイムトライアルが開催された。

前回走ったのは3年前(高校3年)でJPTだったため3周していたが、今回は1周。

道の舗装も改修されており、昔よりもタイムが出やすいという情報。

前回はジュニアギア&悪天候で1周のラップが7分程、今回は天気も良く1周だけなので、6分半強を目標に。

E1としては最終走者でスタートへ。ギアをアウター軽めのギアにセットし、クランク位置を踏みやすい位置に合わせるために逆回転。ここで何とチェーンが外れる。

スタートまで10秒の合図、慌ててバイクから降りてチェーンを戻し、ギリギリ間に合いスタート。しかし直っておらずスタート台を降りた瞬間また脱チェーン。

その衝撃で膝をハンドルに強打(泣)。 トルクをかけずに3回ほど脚を回したところ、ギアが戻り、グダグダながらもスタート。

しかし焦りが出てしまい踏みすぎて中盤からタレはじめ、調子も良くない感じでタイムは伸びず、まさかの6分51秒。しかも1秒差で岩島選手に敗れ、2位という結果に。

反省・・・

これまで正直なところロードレースでは圧倒的な力の差を感じており、TTは勝って当然という奢りに足元をすくわれた。

アウターローでクランクを逆回転させるとチェーンが外れやすい事は事前に解っていたので、気を付ける必要があった。それ以前にタイム的にも悪く、数秒程度の遅れを取り戻せないレベルでは話にならない。悔しい・・・

リーダージャージも関西で開催されたレースで4連勝した松木選手に奪われてしまったので、もう負けは許されない!

これからレースが続くので、練習時間もしっかり確保して調子を戻していきたいです。

ありがとうございました。

 

織田 聖レポート

久しぶりのTT。

渡良瀬遊水池は練習でたまに行っていたので試走からコーナーは何の心配もなく突っ込むことができました。

スタート台を使用してのレースは初めてでした。スタート台の下りでしっかりとプッシュして無駄なくスタート。スタートの勢いで50キロぐらいまで上がる。しかし踏ん張りきれず45キロ巡行を目指して走る。中盤、少し垂れてしまいましたが切り替えてもう一度スピードを上げることができました。ラスト200mでもがきましたがそこでもがける体力が残っているのが可笑しい。出し切ることができなかった。自分に負けたレースだった。

たくさんの応援、サポートありがとうございました。

 

長塚 寿生レポート

チームに参加し、初のタイムトライアル。

渡良瀬調整池を一周する、ほぼフラットでコーナーも少なく完全に力の差が出てしまうコースだ。

私は、この「タイム計測系」の種目を本当に苦手としている。同コースを走った三年前のリザルトなど自身でも見るのが恥ずかしいくらいだ。そのため今回は、以前よりもポジションをしっかりと考え、レース中も以前の反省から前半から後半にかけてスピードの波が少ないように心がけた。

レースがスタートする。前半は追い風の影響か、想定よりも速いスピードを維持する。当然のことながら、次第に脚が重くなる。何とか最初のコーナーまでは、坦々と進んだが、橋を上る際のほんの小さな坂で一気に苦しくなりスピードが落ちる。このままでは落ちる一方なので、次のコーナーまで最低ラインを下回らないように走り、残り1kmからは、ひたすら全力を尽くした。

以前に比べてみると結果は良く、レース直後には少しの安堵感もあったが、客観的に見るとタイムも速度も決して速いとは言えない。

戦っているのは「過去の自分」ではなく、自分以外なのだ。決められた時間に自分の全力を全て出し切るということは、一回の練習で出来ることではない。

日ごろから、その強度に慣れる必要があると改めて再認識させられた。

レースも後半戦になり、来週にもレースが控えている。レース形式は違うが練習することに変わりはない。

 

大場 政登志レポート

試走とアップはいつも以上に入念に行ったつもりです。スタートしてスピードに乗せないとならない時に乗り切らず、ギアをいくら変えてもいまいちかからないし回らない。5㎞ちょっとのTTなのでその時点で正直論外。話にならないです。心拍数はギリギリだったので残りの距離はただただ速度を落とさないように走りました。結果は御覧の通り皆さんから見たら最低な結果でした。過去に何度か走ったことのあるTT。貴重な機材も揃えてもらったのに、お返しする事ができませんでした。もし私が出場せずにチームメイトに機材が行き渡っていたらチームにとっても選手にとってももっと有益なものになったと思うと本当に申し訳なく思います。もう消えてなくなりたいくらいです。当日に自転車を受け取ることになり、スタート前にある程度サドル高など合わせたつもりでいたのにゴール後に確認してみたらロードのサドル高よりも15㎜近く低く乗っていました。そういう雑なところが今まで様々なところに出ていて重要な場面で周りの期待に応えることができなかったのだと痛感しました。

 

西島 優太郎レポート

調子が上向かないまま迎えてしまった平坦のタイムトライアル、ギアがかからず脚も心肺も低いレベルでキツイ。最後までいいところなくレースは終了、リザルトも散々だった。サポートを受ける身として恥ずかしく情けない走りをしてしまった。選択肢は練習を積むだけなので残り少なくなったシーズンの一日一日を大切にしていきたい。

 

唐見 実世子レポート

今回は平坦でいままでのタイムトライアルレースと比べると7分半くらいのレースになると見込まれ距離も長かったので、DHバーを装着し、ディスクもお借りして直前までポジションも煮詰めて、万全の態勢で臨んだ。

コースは道幅も広く、ブレーキを使用するであろう箇所は直角コーナー1か所のみ、あとは直線と円を描くような緩やかなカーブのみ。試走もW-upも入念に済ませて、スタートラインへ。

スタートしてすぐスピードに乗せるが、ギアが重い。少ししたら慣れるだろうと信じてそのまましばらく進むが、やはり足が回らない。足が一杯になってしまって、ダメだと思って1枚ギアを落としたらようやく足が回り始めた。これが一番の失敗だった。

ようやくスピードに乗り始めたところで直角コーナーからの立ち上がり。減速、コーナーリング、ダンシングの一連の流れで、またペースを乱してしまい、なかなか呼吸が整わない。私の前を走っているも見えているのに、なかなか差が縮まらなくて焦る。

結局、そのままゴールする形になってしまって、1位と3秒差の2位でのゴールとなってしまった。

明らかにギアの選択ミス。タイムトライアルの練習も日ごろからもっと取り入れる必要性を感じた。今回はタイムトライアルチャンピオンシップだったので、落とすわけにはいかないレースを落としてしまった事もあり、悔やんでも悔やみきれない結果となってしまった。来週末はクリテリウムが2連戦続きます。今回の結果を真摯に受け止め、来週末からもう一度立て直して頑張っていきますので、今後も変わらぬ応援をよろしくお願い致します。

 

 

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