JET第17戦/JFT第18戦 第20回 JBCF 栂池ヒルクライム
大会名
第20回 JBCF 栂池ヒルクライム
開催日
2016年6月26日(日)
結果
E1 栗栖 嵩:19位
F 唐見 実世子:優勝
栗栖 嵩レポート
6/26(日)、長野県小谷村で行われた栂池高原ヒルクライムは、今年で20回を迎える歴史あるレースである。全長17.1km、標高差1,200m、平均勾配は7%、最大勾配は10%と、距離は長いものの全体の勾配はそれほどきつくないコースレイアウトだが、スタート地点の白馬大池駅から栂池高原の市街地までの2km区間の勾配がきつく、中切れに注意が必要であった。
この日、全日本選手権と日程が重なったこともあり、E1の出場者数は48名と少数であった。幸い、前日から降り続いた雨は朝方には上がり、レースが始まる頃には晴天が広がった。余裕をもってアップ等準備を行い、出走時間の45分前にはスタート付近で待機、スタート位置先頭を確保した。
9:00にレーススタート。序盤の急勾配区間で急激なペースアップはないが、高速のままレースは進む。栂池高原の市街地に入った時点で先頭集団からは半分以上が脱落。自分も脚は回るが呼吸が辛く、ゴンドラ乗り場のある6km地点で先頭から遅れてしまった。そこからはマイペースで刻み、ゴールを目指した。数人に抜かれつつも、最終的に19位でゴール。序盤でちぎれてしまい上位に食い込むことが出来なかったが、最低限シルベストの選手よりも先着することはでき、次週以降の個人総合首位獲得に向けて望みをつなげた。
次回は7/2(土)、3(日)に地元広島で行われる西日本クラシック。チームとして、また個人としても良い走りができるよう、引き続き練習に励みたいと思います。
唐見 実世子レポート
記憶が正しければ、最後に栂池を走ったのは2005年。コースもあまり覚えていない。前日入りし、試走をして、17kmのヒルクライムの過酷さを改めて知る。最初から突っ込みすぎてはダメだという事、オールアウトにならないように気を付ける事、でも高いレベルで苦しみ続ける事、の3点。どれも、苦手。
最初の上りですぐに一人旅が始まる。今の自分の力では、まだ踏み切れないので、とにかくケイデンスをキープして、脚が一杯にならないように、勾配が緩くなったらギアをかけ、きつくなったらギアを落として、負荷が同じになるように注意した。
前でスタートしたエリートの選手達を交わしながら、ペダルをこぎ続けたが、とにかく長くて、きつかった。モチベーションは来週行われる、西日本クラシック。自分のペースを自分で作れない限り広島で戦える訳がないので、イメージしながら頑張って走った。
タイムは1時間1分42秒。このタイムが良いのか悪いのかはわからないけど、4月の伊吹山ヒルクライムの時よりは、良くなっていると思う。
また機材面において、ペースを維持していく際、ROTORの楕円ギアがぺダリングを助けてくれて、非常に役立っている。踏み込むポイントが分かりやすく回しやすい事から、予想以上にパフォーマンスの向上が早まっていると思う。良いイメージをキープし続ける事ができれば、ぺダリングに必要な筋力と心肺機能が戻ってくるはずなので、諦めないでトレーニングを続けていこうと思う。