弱虫ペダルサイクリングチーム

レースレポート

JET第12戦/JFT第12戦 JBCFブルークリテリウム in 鴨川

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大会名

第1回JBCFブルークリテリウムin鴨川 

開催日

2016年5月15日(日)

結果

E1 岡 篤志 :優勝、大場 政登志:7位、西島 優太郎:8位、 織田 聖 :9位
F 唐見 実世子:2位

使用機材等

フレーム :KUOTA KOM
タイヤ・チューブ :Panaracer Race Evo3 Series
クランクセット   :ROTOR 3D+ IN POWER
チェーン :KMC X11SL
サイクルメーター :GARMIN Edge520J
ウェア :Champion system
アンダーウェア  :CRAFT
ヘルメット :MET リヴァーレHES
ケミカル :和光ケミカル
サプリメント    :グリコ パワープロダクション

岡 篤志レポート

翌日のクリテリウムはTTと同コース1.3kmを29周回の37.7km。2組に分けて行われ、チームからは織田聖選手と2人で臨む。
そしてレーススタート。予想通り自分は他チームから徹底マークを受け、非常に動き辛い。暫くは自分から攻撃する事はせず、周りが疲弊するのを待つ。
そして残り8周LinkTOHOKUの半澤選手含む3選手が飛び出し、聖選手に行ってもらう。
嶌田選手(元U23TTチャンプ)も飛び出し、5人の良いメンバー。自分は先頭で蓋をし、わざとタイム差を開かせる。
そしてラスト4周でタイム差13秒、ここで後ろを引き連れないようにコーナーの立ち上がりを全開でもがいてアタック。
一気に詰めて、ラスト3周で先頭に合流。しかし集団もバラバラになりながら追い付いてきてしまった。
攻撃を続け、嶌田選手、半澤選手の3人でラスト2周、しかしこれも捕まり、いよいよスプリント体制に。半澤選手が同チームの渡邊選手(S級2班の競輪選手)を引き連れて、最後のストレートをリードアウト、自分は渡邊選手の番手に付ける。最終コーナーからゴールまで70m程しかなく、最後のコーナーの入りが命。
しかし渡邊選手が発射し、コーナーの先頭を取られる。2番手で精一杯コーナーを攻めた結果、上手く立ち上がり、残り30m程で差込み、勝つ事ができた。
今回は厳しいマークの中、無駄な動きを減らして上手くレースを運ぶ事ができたと思う。
ラスト300mまで自分の後ろに付けていた聖選手が混戦で離れてしまったのは残念であったが、チームとしてもしっかり機能して、成長が見られる結果だった。
今後も精進していきますので、よろしくお願いします。
ありがとうございました。

大場 政登志レポート

2組目で走りました。道が広くないクリテリウムだったので一度後ろ下がったら上がるのが面倒だと思ったので終始前方にいました。レースは終始落ち着かず逃げが出来ない状況でした。思い切ったアタックもありませんでしたし少し踏んで先行してもすぐに踏みやめてしまう選手が多かったので決まるものも決まらず、周回を重ねて行きどうにも何も起きないので残り2周の最終コーナー手前で仕掛けようと思っていたのに勢い余って1周前の残り3周で前に出てすぐ吸収という無駄足をつかってしまい、最後のゴールスプリントも埋もれて連日7位でした。

西島 優太郎レポート

前日のタイムトライアルと同じコースを29周するクリテリウム。パレード区間で前に上がるのを躊躇してしまい集団20番手あたりで周回を消化していく。この位置だと風やインターバルのダメージは少ないが小さな中切れや辛そうな選手の動きに影響を受けてしまい勝負に絡まないところで脚を使う羽目になってしまった。
 レース後半にかけて徐々に集団の前に上がるが、周囲で落車もあり決定的な仕掛けをできないまま8位でゴール。半数がDNFになってしまうレースでシングルフィニッシュできる脚があるのなら自分から展開を作ったり、大場さんとの連携した動きをするべきだった。フィジカル的な成長は実感できたがまだまだ勝ちにいく経験値が不足しているのでトレーニングやレース毎にしっかり課題を意識、執着して走ろうと思う。

織田 聖レポート

前日のTTコースを29周しました。
スタート位置は後ろの方。ローリングスタート。最初から前の方で走りたかったので始まってからすぐに前に。10番手ぐらいで走る。コースもコースなので集団は縦に長く伸びる。前の選手と少し間が空いては埋めるために脚を使って無駄に疲れてしまいました。そんなことをしながら周回を重ねる。
そしてラスト8周。逃げ集団ができる。でもうまく反応することができずメイン集団に残ってしまいました。
でも、岡選手が『俺が集団蓋するから隙を見て逃げて』と言ってくれたので、カーブを抜けた時に集団から抜け出し逃げ集団に乗ることができました。
そしてラスト4周。岡選手が逃げ集団に単独で追いつく。自分もその時は結構回復していて、何かできないかと考えて2番手ぐらいにつける。でも、また無駄脚。集団を自ら引っ張ってしまいました。
ラスト1周、集団がスピードアップ。しっかり対応することができました。しかし追い風の直線区間で脚が回りきり集団の後方に。そのまま順位を上げることができずにゴール。
無駄が多いので少しずつ無くしていきたいと思います。
でも、今回のレースで逃げというものを体験でき、また一つ知識が増えました。
多くのサポート、応援ありがとうございました。

唐見 実世子レポート

 1周1.3㎞のクランクコーナーやS字コーナーのあるテクニカルなコースを23周回。風もそこそこ吹いて、逃げを決めやすいコースという事で、力勝負に持っていく作戦で挑んだ。
 スタートしてからすぐに2人の逃げが決まった。でもその逃げを私の中ではあまり重要視していなかったので、自分が足を使って追う必要はないと思って後ろで傍観していたがいつまでたっても集団は協調することなく、周回数だけがかさみ、最大25秒まで開いてしまった。まずいと思い、ある程度のところまでは詰めておきたいという事と、有力チームからのベタマークを外したい事、また、集団の体力を削りたいと思った事からアタックしたが、マークがきつく、また、アタックの爆発力もないので、少人数にはなるものの、思うような展開には持っていけない。ただ、前の二人とは一気に差が縮まるので、自分の頭から前の二人は完全に消えてしまって、先日のTT2位である、針谷選手との勝負になると思って、他の選手の動きを完全に無視してしまったのが、今回の失敗だったと思う。
 その後2回アタックしたところで、前2人の逃げは完全につぶれたが、レースを重ねる毎にシスターローズへの集団からのマークは必要以上に厳しくなっているので、先頭交代が上手くいかず、アタックしていないのに逃げが決まるという、よくわからない事態起こってしまい、ラスト4周のところで、私としても一人で逃げようと思ってアタックしたものの、残念ながら決まらず、ゴールに備えるべきなのかと思って割り切った。
 ラスト2周のところで、またしてもアタックしていないのにLive Garden伊藤選手の逃げが決まってしまい、追わないでいたら10秒まで差が開いてしまった。ゴール手前200メートルのところで思い切り全力で走って追いかけたが1秒届かず、2位でのゴールとなってしまった。
 自分で動いて自分で展開を作っていかないとレースが動かない事を身をもって体感したので、次のレースからはもっと動けるように、しっかりと準備して挑もうと思います。
 また、今回のレースから、チャンピオンシステム様のご厚意で、シスターローズジャージにスポンサー様のロゴを入れて頂いての参戦となりました。今シーズン、ジャージを死守していきますので、今後とも弱虫ペダルサイクリングチームをよろしくお願いいたします。

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