弱虫ペダルサイクリングチーム

レースレポート

第8回群馬CSCロードレースDAY-2

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大会名

JET第8戦 JYT第1戦 JFT第8戦 第8回群馬CSCロードレースDAY-2 

開催日

2016年4月23日(土)

結果

E1 岡 篤志:優勝、前田 公平  :2位、西島 優太郎 :21位、大場 政登志 :DNF
E2 栗栖 嵩:22位
Y 織田 聖:2位
F 唐見 実世子:2位

使用機材等

フレーム:KUOTA KOM
タイヤ・チューブ:Panaracer Race Evo3 Series
クランクセット:ROTOR 3D+ IN POWER
チェーン:KMC X11SL
サイクルメーター:GARMIN Edge520J
ウェア:Champion system
アンダーウェア:CRAFT
ヘルメット:MET リヴァーレHES
ケミカル:和光ケミカル
サプリメント:グリコ パワープロダクション

岡 篤志レポート

群馬2日目、今回は前日の失敗を元に、チームでもっと上手く連携して逃げを決める事を心がける。
そしてレーススタート。
ニュートラルが終わり、先導車が加速すると同時に大場選手がアタック。
後ろで僕らは抑えに入り、早速3人程で逃げが決まる。
そして2周目後半、逃げが捕まりそうな局面で昨日の勝者であるLinkTOHOKUの半澤選手、ベルマーレの大井選手がアタック。ここは前田選手にチェックして貰う。
少し離れたので、自分も心臓破りの坂でジョイン。
後ろを見ると離れており、下りと平坦を踏み倒す。前半とは言え、今日はあっさり4人逃げが決まってしまった。
すぐに30秒差が開き、皆んなで回していく。
4周目には1分差まで開き、逃げきりが見えてきた。
登りはペースで走り、下りではパナレーサータイヤのグリップ力を発揮させ、毎コーナーで後ろを待つ程アドバンテージが得られた。
最終周に入り、タイム差は45秒。完璧に決まった。
ここからはどうやって勝つかどうか。まずは中腹の登りで前田選手にアタックして貰った。かなりキツそうであったが、自分は後ろで温存し、他2人に牽いてもらう。
捕まってしまったが、最後の心臓破りの坂で、今度は自分が全開アタック。
後ろは1発で諦めてくれて、そのまま10秒差を保ってゴール。
前田選手もスプリントで先着し、ワンツーと言う結果に。
今回は大場選手⇨前田選手⇨自分と言う流れと、集団では西島選手が追走のチェックに動いてくれて、完璧な形で勝つ事ができた。
今後はよりマークが厳しくなり、レースも難しくなる事が予想されますが、調子ももっと上げて行きたいと思う。
ありがとうございました。

前田 公平レポート

 昨日の反省点をしっかり頭で整理して臨んだ2日目。やる気とは裏腹に、朝から胃に入れたものをすべて戻してしまう胃腸炎のような症状。さすがに焦ったがどうしようもないのでCCDジェルでなんとかレース前にエネルギーを摂取。
他の症状がなかったことと、思いのほか身体が動いてくれているので、普通にスタートできた。
ローリングからリアルスタートが切られ、すぐに大場選手がアタック。3人ほどの逃げができ、自分は集団の抑えに入る。
2周目後半、大場選手含む逃げが捕まりそうな時、ベルマーレ大井選手がアタック。そこに自分と昨日の勝者であるLinkTOHOKU半澤選手がチェックに入る。心臓破りの坂で岡選手がジョイン。4人の逃げとなり、集団とはすぐに30秒の差がついた。全く逃げの決まらなかった1日目とは打って変わり、序盤だがあっさり決まってしまった。メンバー的にも良い逃げとなり、4人で回していく。レース中盤には集団と1分差にまで広がり、集団に残っている西島選手の抑えのおかげか、詰まってくる様子もない。最終周に入り、集団との差は45秒。これは逃げ切れるだろう。最終周の展開として、まずコース中盤の登りで自分がアタック。かなりキツイ状態だったのでキレがなかったが、逃げ切れる脚はのこっておらず、少しでも岡選手が引かずに脚を貯められればというもの。心臓破りの坂手前で捕まり、今度は心臓破りの坂で岡選手のアタック。ばっちり決まり、残りのメンバーは追えず、3人でゴールまで。最終コーナーを3人の一番後ろから立ち上がり、スプリント開始。なんとか捲り頭を取り、2位フィニッシュ。ベストな形でレースを作り、終えることができた。
 今回のレースではパナレーサーの高いグリップ力によるコーナーワークのアドバンテージから、下りのコーナーの立ち上がりでは後ろを待つくらいの差が着いた。また、グリップ力を生かせるフレームのヘッド、フォーク剛性のバランス、スプリントの加速の速さが結果に結びつきました。

西島 優太郎レポート

 しっかりサインと検車を済ませてスタートラインへ。変わらず身体の感触はいい。昨日と同じくローリングで先頭まで上がり大場選手のファーストアタックを見送る。いったん吸収した2周目後半、岡選手と前田選手が乗った逃げができ結果的に
これが最終列車になる。
最大70秒まで開いた差を埋めるべく有力選手が代わる代わる前を牽く場面が続いたがほとんど全ての動きをチェックすることができ、着いてくる自分の姿を見て踏みやめる様子は辛いながらも快感だった。
反省点は45秒差で最終周に入った時点で集団の先頭をとることに頭を切り替えられなかったこと。冷静に考えれば表彰台を狙うチャンスだったが追走のチェックという仕事にとらわれてしまい大集団でのゴールになってしまった。追走のチェックを続ける中で自然と5、6名の集団に絞られる局面もあったので生かすことができなかったことが悔やまれる。
90分のロードレースだったがウェアはChampion Systemのレーススーツ。ポケットがついているので補給の不安もなく、エリートツアーのレースはすべてこれで対応できると思う。苦手意識のあった下りのコーナーもPanaracerのしなやかなタイヤがしっかりグリップしてくれたので全く恐怖感なく走ることができた。

大場 政登志レポート

前日の反省を踏まえて作戦は序盤に脚がない私が動いて逃げを作りなるべく長く逃げその後チームメイトが後追いで抜け出して小集団で逃げ切りを図り最終局面で単独で抜けてゴール。
リアルスタート直後に絶対に決める気でアタック一瞬独りで出ましたが、後ろから数名が来ていて、集団はチームメイトがブロックしてくれたおかげで三人の抜け出し決まり二周目の心臓破りの坂の手前で前田選手と岡選手が追走のチェックした勢いで抜け出してきてくれてそれが決まりそうだったので一旦集団の後ろで上りを終えて前にチームメイトが見えなかったのでホームストレートまでに前にまた上がって行ったら動きがあったので動いたらどうにか付いて行けたのですが前をキープ出来ず西島選手にすべてを任せる形で千切れ降ろされましたが、チームは作戦通りにみんなが役割を果たしてくれてワンツーを決めてくれました。前日の自己満足の完走よりよっぽど価値のあるDNFでした。反省点は逃げを決めるときの踏み・引きが弱い。集団に戻ってから役に立ててない。

栗栖 嵩レポート

4/24(日)群馬CSCロードレース2日目。今日も入念にアップを行ない、強い気持ちで臨んだ。昨日の落車でやや右膝が痛むものの、走行には支障が無く、作戦としては逃げに乗ること。ただし、昨日のレース展開やチーム員と相談した結果を踏まえ、レース前半からの逃げは恐らく決まらないので、レース後半での逃げを狙うとした。
この日もE2クラスの出走者は150人程と多く、余計なリスクを避けるため集団前方でスタートを切った。リアルスタート後、前半からペースが上がるも脚の調子が悪くないので、問題なく周回を重ねた。また、時折アタックがかかるも、逃げは決まらず集団に捕まる展開。自分自身、下りが得意ではないが、Panaracerのタイヤのお陰で安心して下りをこなすことが出来た。
レースも後半戦に差し掛かり、バルバとなるしまの選手2人が抜け出しを図ったので、自分もこの動きに乗るも決まらず。その後もアタックをするが、決定的な動きを作り出すことが出来なかった。最終周回の下りでは、集団やや前方を走っていた選手がバランスを崩したことでまさかの中切れが発生。そこで脚を使ってしまい、最後の心臓破りの坂でも思うような走りが出来ず、そのまま集団スプリントで22位フィニッシュだった。
決定的な動きが作ることが出来ず、自分自身の力不足が敗因だった。次のレースは山口県きらら浜クリテリウム。すでにJETも第8戦を消化しているので、次こそは優勝とE1昇格を果たせるよう、しっかり準備を進めたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

織田 聖レポート

スタート前から凄く緊張してました。今回は、同じカテゴリーにチームメイトはいない。周回数は4周。距離にして24km。ミスをしないように走りました。1周目から集団は動きました。昨日の反省点を生かし、速めに反応するように心がけました。昨日より楽についていくことができました。二周目以降は、一人逃げが多く自分なりに判断してついていきませんでした。最終周の心臓破りの後の下りから集団の先頭をひきラスト300mぐらいからスプリント開始。残り50mぐらいで並ばれゴールでさされ2位。
一番悔しい負け方をしました。
もっとスプリント力をつけないとだめだと分かりました。
多くのサポート、応援ありがとうございました。
次も頑張りたいと思います。

唐見 実世子レポート

 昨日のメリハリのない走りの後のミーティングで、アタックの箇所を上りだけに絞り、あとは必要以上にひかない、無駄な動きはしないという指示があったので、下り区間も平坦も中盤くらいで足を休め、ローテーションに加わる程度に収めた。一周目の最後の上りでアタックしたら、早速3人の逃げが決まったので、3人でローテーションをして、必要以上に上げないし、必要以上にひかないようにした。そうすると、小さい集団が追いついてきて、そこそこの人数の集団が形成された。下りきってからの軽いアップダウンの区間も指示通りに動いていたら、吉川選手が針谷選手を逃がす事に成功した。吉川選手はもちろん引かなくても良くなったが、私としても、その逃げは心臓破りの上りでつぶせる自信があったので容認したら、ほんの少し差が広がり、何人かが頑張って追う姿勢を見せてくれたので、そんなに差が開く事なく心臓破りの手前で私が仕掛けたので、すぐに針谷選手とキャッチして、そのままペースを維持していたら、今度は昨日優勝の吉川選手と二人になった。後ろは誰も来る気配がなく、これで決まってしまったと思ったので、二人でペースを維持しながら走り続けた。
 3周目の上りは、後ろ集団もまだ元気だろうと思ったので、上りでアタックする事はしないでペースのままクリアしたが、その次の周からも先頭交代をしながら上りの度にアタックを仕掛けた。でも、吉川選手にうまく合わせられ、揺さぶる事も出来なかった。
 ラスト周回は最後の力を振り絞ってアタックを仕掛けたがそれでも吉川選手を千切る事はできず、ゴール勝負持ち越される事になったが、全く掛かりがなく、ゴール勝負まで至らなかった。
 敵ながら、正々堂々と勝負してくれた吉川選手は素晴らしいと思ったし、本当に強かった。今後の彼女との勝負がとても楽しみに思え、また、自分自身ももっともっと強化していかなければならないと再認識できた。
 次のレースまで2週あくので、チーム練習や合宿などを挟んで、チーム員全員が良い形で春のレースを乗り切れるように頑張っていきます。どうか、今後ともよろしくお願い致します。

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