弱虫ペダルサイクリングチーム

レースレポート

第53回JBCF 経済産業大臣旗ロードチャンピオンシップ

経産旗F2

大会名

第53回JBCF 経済産業大臣旗ロードチャンピオンシップ

開催日

2019年9月21日(土)〜22日(日)

結果

JPT :織田 聖 14位,長塚 寿生 19位, 村田 雄耶25位
JFT: 唐見 実世子 2位

経産旗P2

使用機材等

フレーム      :FELT FR1 DISC,FR FRD DISC
タイヤ・チューブ    :Panaracer RACE Evo4Series,RACE EVO 4TEAM
サイクルメーター    :GARMIN Edge820J,520J,EDGE130
ブラケット フード部  :OUTER TOP SHAKES HOOD
ウェア      :Champion system
アンダーウェア     :CRAFT
ヘルメット       :OGK ZENARD-EX,FLAIR,AERO-R1
シューズ        :NORTHWAVE EXTREME
ソックス :NORTHWAVE
グローブ         :ROECKL
ケミカル      :和光ケミカル
サプリメント      :グリコ パワープロダクション
日焼け止めローション  :Aggressive Design Top Athlete Sun Protect
クレンジングオイル   :Aggressive Design Waterproof Cleansing Oil
バイクスタンド     :リッカルアルミサイクルスタンド

経産旗F1

長塚 寿生レポート

Jproツアーの中で最もカテゴリーの高い経済産業大臣旗ロードチャンピオンシップが,広島県の中央森林公園にて行われた。
台風の影響で周回数が減ったものの13周回159.9kmに及ぶ長丁場のレースである。レース当日はそこまで台風の影響も受けなく,時折小雨が降る程度であった。

定刻通りレースがスタート。
ローリングが解除され,リアルスタートすると有力チームを中心としたアタック合戦が続き,8人が集団から飛び出す。集団はこれを容認して、一時4分程のタイムギャップが生まれる。私達のチームは常に有力チームの番手を走り,次の動きに備える。
完璧にコントロールされているメイン集団ではあるが,登りなどのペースアップに耐えられない選手が続出し,レースが折返す頃には集団も半分以下になっていた。
レースが大きく動いたのは,残り5周回の三段坂付近。ここで先頭の選手が一気にペースを上げて,集団がバラバラになる。
私は,なんとか耐えて先頭集団に残る。この時点で先頭は25人弱。その周回を耐えて残り4周回目の三段坂で再びペースアップがあり,ここで先頭からドロップ。千切れた選手と共にゴールを目指して19位でレースを終えた。
経産旗でこの結果は素直に嬉しいが,レース内容を見ると課題は残る。最後のペースアップに対応する事が出来なく,肝心の最終局面に加わる事が出来なかった。これは単純な力不足ではあるので,一層の練習が必要だと感じた。
今回は悪天候の中,多くの方々に足を運んで頂き,応援の声を頂きました。
残りのレースも僅かではありますが,今後も気を引き締めて、レースに挑んで行きたいと思いますので,どうか宜しくお願い致します。

村田 雄耶レポート

経済産業大臣旗ロードレースが、広島の森林公園で行われました。
中央森林公園のコースは、西日本ロードで走っており下り坂での、恐怖で全く走れてなかったので、前回の反省を踏まえて、レースに挑みました。
スタートから、先頭付近で下りきり、アタックにもしっかりと反応して、1周回が終了し2周回目の下りで、アタックがあり反応できず、そのアタックがそのまま決まり、行ってしまいました。
逃げができ、集団のペースは落ち着き織田選手、長塚選手と、まとまって走っていると、マトリックスがペースアップを開始し、自分も集団で粘っていると残り5周回で、落車が多発し集団から遅れてしまったので、集団に復帰しようとするも、追い付けず離れてしまいました。その後は千切れたメンバーでローテーションしてなんとか、完走しました。
今回は、反省をいかして、下りで位置を落とさずに、下れたので良かったのですが、まだ下りで力んでしまうことと、もう少し前で下っていれば、落車の影響を受けることなく、下れたと思うので、そこをクリアできるよう頑張ります。
次のレースに向け集中してトレーニングに励みます。

織田 聖レポート

台風の影響で1周短くなった今年の経済産業大臣旗。レース当日は雨予報でしっかりと雨の準備もしていたが、曇り時々雨で思っていたよりも良い天気でのレースとなったが、路面が濡れていたり乾いていたりと滑りやすいコンディションだった。スタートはローリングスタートで下りきったところからリアルスタート。1周目から速い展開で進み2周目の最初の下りで10人ほどの逃げができた。チームからは誰も入ることができなかったが距離も長いので他のコンチネンタルチームに任せた。マトリックスが集団をコントロールし始め、徐々に逃げとのタイム差を縮めていく。落車も多々あり集団の人数も減っていった。そして残り6周の三段坂でペースが上がりさらに絞られ残り5周の三段坂でプロトンが崩壊。マトリックスの海外勢を含むパックには乗れなかったが、国内コンチネンタルチームを含む8人のグループ残ることができた。残り4周の三段坂で2人の飛び出しを許してしまい4人になってしまったが、うまく協調して回すことができた。最終周の三段坂でちぎれてしまったが後続と離れていたので14位でゴールすることができた。最高のコンディションではなかったがうまく立ち回って高ポイント圏内でゴールすることができ最低限の目標はクリアできました。次のレースに向けて準備していきたいと思います。

唐見 実世子レポート

今年初の広島森林公園でのレース。勝手知ったるコースではあるものの、レース当日は雨の可能性もあったので、前日入りさせてもらって、雨の中ではあったが、コース試走も行った。
徐々にだけど体は動くイメージもあり、また気持ちの面でも前向きになってきているので、頑張って走ろうと思った。レース当日は曇り。路面もドライで、暑くもなくレース日和。
ローリングスタート後は、ペースもそこまで上がらず、様子見が続く。3連トンネルのところで牧瀬選手がペースアップ。その動きで、3人に絞られ1周回目完了。足がいっぱいになっているのを感じる。だか、その後のアップダウンで足が回復している感じもあったので、自分自身の調子も少し良くなってきているのかなぁ、と思った。
2周回目完了時はスプリントポイントとなっていたので、できれば取りたいところ。ゴール地点まで牧瀬選手が先行していて、誰も行かない感じだったので、割と力を使わないでポイントを獲得することができた。
3周目の3連トンネルで牧瀬選手がまたしもアタック。
ここで、全く体が反応せず、ドロップしてしまう。コントロールラインを過ぎたところでトップとの差が34秒。致命的。でも、何があるかわからないので、諦めずに踏む。フェンストンネル付近で、ようやく前を行く選手が見えるが、追いつくのは厳しい。コース一番下のところでさらに差が縮まっているのもわかったが、そこから登りに入ってしまうので、先頭2人も動きがあることは予想されたので、終わったな、、、と思う。
それでもできることをしっかりやろうと思ったが、少しだけ縮まった差も、最後の登りで大きな差をつけられてしまって、3位でのゴールとなった。
今の実力の差を見せつけられる結果となったが、ネガティブに考えても仕方がないので、今回のレースで以前と比べて良くなった点、改善点などしっかりと把握して次に繋げたいと思った。
私のレースは12月下旬まで続くので、一つ一つのレースに一喜一憂するのではなく、トライアンドエラーを繰り返して、一つ一つ改善していきたいと思うし、今はそれができていると思う。
本当は地元でのレースだし、何とかしたかったです。申し訳なく思います。この悔しさをバネにまた頑張ります。たくさんの応援ありがとうございました。

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