弱虫ペダルサイクリングチーム

レースレポート

第2回JBCF秋吉台カルストロードレース

秋吉台P

大会名

第2回JBCF秋吉台カルストロードレース

開催日

2018年9月15日(土)

結果

JPT 織田 聖 11位,長塚 寿生,岩崎 昌雲,江越 海玖也 ,赤荻 秀也 DNF
F 唐見 実世子:優勝

使用機材等

フレーム     :FELT FR1,AR FRD
タイヤ・チューブ     :Panaracer RACE Evo3 Series,RACE EVO 3.0 TEAM
クランクセット       :ROTOR 3D+ IN POWER
チェーン     :KMC X11SL
サイクルメーター     :GARMIN Edge820J,520J,EDGE130
ブラケット フード部   :OUTER TOP SHAKES HOOD
ウェア     :Champion system
アンダーウェア      :CRAFT
ヘルメット       :GIRO SYNTHE MIPS,Vanquish MIPS
シューズ          :FACTOR TECHLACE, Empire W ACC
グローブ,ソックス,シューズカバー:GIRO
ケミカル      :和光ケミカル
サプリメント        :グリコ パワープロダクション
日焼け止めローション  :Aggressive Design Top Athlete Sun Protect
クレンジングオイル   :Aggressive Design Waterproof Cleansing Oil

秋吉台 F

長塚 寿生レポート

Jproツアーの第18戦が山口県の美袮市特設コースにて行われた。コースは1周29.5kmで登りも厳しくサバイバルレースになるようなコース。レースはこれを5周の計147.5kmで争われる。
レース当日、スタート時間にも小雨が降り続いている。なるべく身体を冷まさないようにスタートに向かう。数キロ程のニュートラルが入り、リアルスタート。一気に下りからペースが上がる。指示の通り後追いにならないように前々で展開し、下りも得意ではないので先頭付近で下りに入る。
決定的な逃げが出来ないまま1周目を終えて、2周目へ。この周回の折り返し付近で何度かアタックがあり、集団がバラバラになる。ここで何とか20名ほどの先頭集団に残り、織田選手に指示を受けながら、足を溜めながら3周回目に向かう。この段階で数名が先行しており、私たちの集団はこれを追いながら走る。
この途中も何度かアタックがあり対応するも、前に残る為に足を使ってしまった影響で集団から数名で離れてしまう。このまま追いつく事が出来ずに足切りとなってしまった。
今回の反省として、コーチから前々から言われていた「無駄が多い走り」というのを今回も重ねてしまっていた。織田選手からもレース後にアドバイスを貰い、改めて「何がダメだったのか」を実感した。
今回のコースは上り基調で私としても自信があっただけに、まだまだ足らない部分が多く、課題が残る結果となってしまった。
次のロードレースまで時間も無いので、早急に走り方を改善していきたいと痛感しました。
今後もどうか宜しくお願い致します。

織田 聖レポート

カルストロードというアップダウンの続く道を使った1周30キロ弱のコース。ゴール前2キロぐらいからゲキ登りがあり、通称カルストベルクと言われている。日本の公道レースでここまで1周が長いレースは初めて。山口県は自転車への力入れが凄いと感じた。
今回のコースからして脚がある選手が生き残るというレースになるだろうと感じたのでできるだけアップダウンを集団でこなすことを意識して走った。しかし3周目に10人近くの逃げがカルストベルクででき、自分は乗れる脚がなく追走集団に。逃げには多くのトッププロチームが乗っていたのでそれ以外のチームを中心として追走する。メンバーとしてはイナーメ、広島、弱虫で追走人数は自分と長塚選手を含め5人。なんとか前の集団に追いつきましたが、4周目のカルストベルクで足を攣ってしまい集団から少し遅れてしまった。最終周に入ることはできたものの1人で30キロ弱走るのかと思い淡々と登る。後ろに伴走車と白バイと回収車を引き連れて走ること20キロ。まえを走る選手と合流しゴールを目指す。最終関門を足切り10秒手間でギリギリ通過しなんとか完走することができた。このサバイバルレースで完走できたことは自信になりましたが、さらに上を目指していこうと思います。
たくさんの応援、サポートありがとうございました。

岩崎 昌雲レポート

レースがスタートし、集団の真ん中で進む。雨が降っていて下りの白線が怖い。踏まないようにライン取りに気を付けながら下りをこなす。
ローリングが解除されレースの序盤、2名が集団から抜け出し、先頭がペースダウンしていたのでアタック。合流後、ペースを上げて逃げ続ける。更に1名合流し、暫く回していく。しかし、集団が活性化し呑まれてしまう。吸収後、疲れはあるもののアップダウンを耐え、いよいよ激坂区間。速いペースに遅れてしまい、先頭集団の一番後ろへ。そこからはひたすら耐えの走り。先頭がアタックの打ち合いをし、それに引きずり回される。次の周回も集団の一番後ろでラインを跨ぐ。集団と少し間が空いてしまい、アップダウンへ。その間を埋めきれず完全に千切れる。暫く一人で走り、往路で赤旗が降られる。
フィジカル不足を痛感したレースだった。ただアタック出来る度胸が付いたことは自信になった。
次のレースは切り替えて全力を出し切りたい。

赤荻 秀弥レポート

シーズンの後半戦が始まった。
コースは1周30km弱で前半は下り基調で後半は登り基調であった。そして、最後の2kmはカルストベルグと呼ばれる激坂区間であった。前日に1周試走してコースをよく確かめた。
レース当日は正午スタートだったので宿泊先から自走でアップをしながら会場にいった。
レースがスタートしてすぐにアタックがかかり織田選手の合図があったが行くことができなかった。その後も何度もアタックがかかり自分もアタックに乗ったがすぐに捕まってしまった。その後コースの後半でシマノの選手が単独で逃げて集団の動きがとまった。1分50秒ほどついたところで集団がペースアップをしてほどなくして吸収した。そして、1周目のカルストベルグは集団でクリアできた。
2周目に入りカルストベルグで集団から遅れをとってしまい徐々に集団も遠くなってしまった。そして3周目の折り返し地点のところで赤旗をあげられてしまった。
今回のレースでは前日試走の際にカルストベルグ以外は集団は流れるようなコースだと思っていたが、今回もただ自分のフィジカルが足りていない事が露呈された。
今シーズンも残りわずかだが、少しでも良い結果を残せるよう残された時間を大切に練習していきたいです。
応援サポートありがとうございました。

江越 海玖也レポート

第18戦目となる秋吉台カルストロードレース。1周29,5kmの147,5kmで行われた。
アップダウンが続き、ゴール前2kmは13%以上の激坂という足があるものだけが残るサバイバルレースが予想された。距離が長いから逃げにのるのはしっかり見極めて、なるべく無駄な動き、走りをしないでいこうと考えていた。
ニュートラルがきれリアルスタート。ラスト2kmの激坂では確実に足を使うため、序盤はなるべく足を使わないよう集団前方で走った。1周目の激坂からすでに1度先頭集団から切れてしまうが、カルストロードでなんとか戻る事が出来た。
2周目折り返し、カルストロード終盤でアタックがかかり、これには重要メンバーがいたため反応し逃げに乗ったが、激坂で逃げ集団からドロップ。後ろのちぎれ集団に拾われるがそれからもドロップし、3周回で足切りとなった。逃げに乗れたが結局は力不足でドロップし、勿体ない事をしてしまった。一瞬だったが良い逃げに乗れて見極めも多少は出来ていたのだろうと思う。
今度はその逃げに乗り続けられる、もっと無駄の無い走り方をして行けるように改善、フィジカルの強化をしていきます。
応援、サポートありがとうございました。

唐見 実世子レポート

朝8時20分スタートのおはようレース。初めての秋吉台のレースは名物のカルストベルグ他、起伏に富んで走り応えのあるコース。女子は1周、29.6㎞で争われた。
スタート時はほんの少し晴れ間が見えたものの、レースが開始されてすぐに雨が降り出し、途中、大粒の雨の時間帯もあった。
スタートしてしばらくの間はローリングタイム。のんびりと走る。
ローリングが解除になってからも、レースが動く気配は全くない。ほんの少しのアップダウン区間を利用して揺さぶると、単独になり、下り区間へ。雨が激しく、目が開けていられない。ひるんでいると、後ろから一人の選手がすごい勢いで下ってくる。
下りきって、しばらくの間は彼女とローテーション。折り返し区間あたりでペースアップをして切り離し、その後は一人旅。帰り路は上り基調なので、できるだけ淡々と、一杯にならないように、且つしっかりと踏めるように心がけた。
最後のカルストベルグも頂上までしっかりと踏み切ってゴール。
雨でタイムはそこまで伸びなかったが、出し切る事はできたと思う。
この結果で、総合一位に返り咲き、3年連続でシスターローズに袖を通す事が出来た。今シーズンは海外遠征が多く、JBCF関連のレースを走る機会が少なかったために、一時はシスターローズを諦めていたが、思ったよりも早い段階で総合一位になる事ができて、とても嬉しく思います。
次のレースからもリーダージャージらしく正々堂々と戦おうと思います。
これからも応援よろしくお願いします。

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