弱虫ペダルサイクリングチーム

レースレポート

Coupe du Japon 田沢湖 XCO

tazawako kohei1

大会名

Coupe du Japon 田沢湖 XCO

開催日

2018年7月1日(日)

結果

男子エリート :男子エリート 前田 公平 優勝

使用機材等

フレーム     :GIANT ANTHEM ADVANCED PRO 29ER
タイヤ     :IRC MYTHOS XC 29 (エア圧:1.5bar)
フォーク          :FOX 32SC FLOAT FACTORY FIT4 (エア圧:70psi リバウンド:全閉-6クリック)
リアショック        :FOX FLOAT FACTORY (エア圧:110psi リバウンド:全閉-10クリック)
クランクセット       :ROTOR REX1.1
チェーン     :KMC X11SL
ホイール         :IndustryNine Trail270
ブレーキ :MAGURA MT8
サイクルメーター     :GARMIN Edge820J
ウェア     :Champion system
アンダーウェア      :CRAFT
ヘルメット       :GIRO SYNTHE MIPS
シューズ :NORTHWAVE EXTREME XC
ケミカル      :和光ケミカル
サプリメント        :グリコ パワープロダクション
日焼け止めローション  :Aggressive Design Top Athlete Sun Protect
クレンジングオイル   :Aggressive Design Waterproof Cleansing Oil
サイクルウエア用洗剤  :亀の子束子 自転車泥汚れ専用洗剤

前田 公平レポート

連戦から少しの間が空き、全日本選手権前最後の国内MTBレースとなった今大会。直前の練習でもあまり良い感触はなく、不安材料の残る中でのレースとなった。前日は雨が降ったり止んだりと落ち着かない天気で、コースは全体的にウェットで、一部川のように水が流れていた。前日の段階では、タイヤはギリギリ食いつくMYTHOSをチョイス。エア圧は低めに1.5barにセット。サスペンションはルーズな路面のトラクション重視で柔らかめのセッティングにした。
レース当日、午前中は気温があがり、まさかの晴れ。ここで悩むのがタイヤ選択で、ギリギリまでドライタイヤに変えるか迷った。先に走ったカテゴリーの選手からコースの情報を聞き、自分の中で整理し、前日のセッティングから変えないという結論に達し、そのままのセッティングでスタートした。
コース序盤は登りが続くのと、コンディション的にも良い時のように踏めないのが分かっていたので、流れに乗るようにのんびり5番手からスタート。周りが失速し始めたころに順位を上げていき、最初の登りを登り終えたころには2番手に。山の中の登りが思っていたよりも路面が緩く、タイヤチョイスが正解だったと確信。早々に単独2位となり、前も後ろも離れている状態に。前の平林選手のラップは徐々に落ちて近いラップタイムになってきたが、こちらは一定のペースこそ刻めているものの上げる余裕はない。後ろの竹ノ内選手は泥の深い区間でグッと詰められるものの登りではこちらにアドバンテージがありトントンか若干差が開くかといったところ。はてどうしたものかと考えていると、レース後半に差し掛かったころにメカトラブルでストップしているのを発見。なんとトップに。壊さないのもスキルだと自分に言い聞かせ、昨年2回パンクしているので慎重に、最後までラップは大きく崩すことなくゴール。
棚ボタ的な優勝だったが、日頃から丁寧に乗るように心がけていた結果だと思うので、それも自分の持ち味なのでポジティブに捉えていきます。昨年も一度勝ってから良い流れに乗れたので、これを機にまた良い流れに乗って全日本を迎えられたらと思います。

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