弱虫ペダルサイクリングチーム

レースレポート

アジアMTBシリーズ-Timberland

kohei MTB 1

大会名

アジアMTBシリーズ-Timberland

開催日

2018年3月10日(土)

結果

男子エリート 前田 公平 3位

使用機材等

フレーム     :GIANT ANTHEM ADVANCED PRO 29ER
タイヤ     :IRC MIBRO for Marathon
クランクセット       :ROTOR REX1.1
チェーン     :KMC X11SL
ホイール         :IndustryNine Trail270
ブレーキ :MAGURA MT8
サイクルメーター     :GARMIN Edge820J
ウェア     :Champion system
アンダーウェア      :CRAFT
ヘルメット       :GIRO SYNTHE MIPS
グローブ,ソックス,シューズカバー:GIRO
ケミカル      :和光ケミカル
サプリメント        :グリコ パワープロダクション
日焼け止めローション  :Aggressive Design Top Athlete Sun Protect
クレンジングオイル   :Aggressive Design Waterproof Cleansing Oil
サイクルウエア用洗剤  :亀の子束子 自転車泥汚れ専用洗剤

前田 公平レポート

自身のの開幕戦となるアジアシリーズ第1戦のフィリピン大会。気温は日中で30℃ほどまで上がるものの、風もあり思っていたよりも過ごしやすい。
バイクも、セッティングを出すのに充分な期間はなかったがGIANT ANTHEMを導入。実戦でのフィーリングとセッティングを煮詰めるのに良い機会だが、同時に賭けの要素も大きかった。結果論だが、なんとか纏めることができたのはバイクのポテンシャルの高さによるものだろう。

出国前の体調が良くなく、直前にして準備が滞ってしまっていた不安はあったが、嘆いていてもどうしようもないので、回復と環境への順応に専念する。
アジアシリーズのレベルがどのようなものか想像がつかないが、何度か日本のレースに来てくれている選手がいた。また、昨年の世界選手権でも完走しているカザフスタンチャンピオンのキリル選手が要チェック対象となり、中心にレースが進行することが予想された。
スタート列はギリギリ先頭から。落ち着いてスタートを切り、2番手で1コーナーへ。個人参加で参戦している中原選手が速いペースで最初の登りを踏んで行きすぐに一列棒状になった。下りの前で先頭に出て、そこからは様子見ペースで1周目を走った。コースはシングルトラックが多く、差が付きにくいものの、1度遅れると詰めるのが難しいようなコース。1周目を終えた頃にはナショナルチームの僕と平林選手、沢田選手の3人、そして中原選手、カザフのキリル選手の5人になっていた。2周目の長い登りでキリル選手がペースを上げて登っていくが、落ち着いて3人で後ろにつける。その次のセクションでキリル選手がミスをし、チェーントラブルに見舞われてる隙に3人で一気に先行すべくペースを上げていく。理想の展開だ。中でも平林選手が強く、序盤こそ付いていくも耐えれずペースダウン。その後は沢田選手と2人でちぎり合いではなく互いにペースを上げていくように走る。後ろとの差も徐々に広げていくことに成功。だがポジション出しが甘く、余計な力を使ってしまい、最終周に入る頃には脚がなくなってしまった。何とか沢田選手とパックで走るも、最終周後半のセクションで離されてしまい、3位でのフィニッシュとなった。
日本人で1-2-3フィニッシュと、UCIポイントを獲得できた事は非常に良い結果だと思う。自身の状態もレースを走った事でわかる事が多く、良い遠征となった。引き続きトレーニングとセッティングを煮詰めていき、より走りの精度を高めていきたいと思います。

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