弱虫ペダルサイクリングチーム

レースレポート

弱虫ペダル スターライトクロス2017

starlight kohei大会名

弱虫ペダル スターライトクロス2017

開催日

2017年11月3日(金)

結果

カテゴリー1 前田 公平:優勝,織田 聖:4位,江越 海玖也:19位
カテゴリーL1 唐見 実世子:3位

使用機材

フレーム : FELT F1X
タイヤ : Challenge  CHICANE(前田)、BABYLIMUS(織田、唐見)
ホイール      : INDUSTRY NINE
クランクセット   : ROTOR 3D+ QCX1
バーテープ : Silic1
チェーン : KMC X11SL
サイクルコンピュータ :GARMIN 820J
ウェア       :Champion system
ヘルメット     :Giro Air Attack,Synthe MIPS,Synthe
ケミカル      :WAKO’S
日焼け止めローション  :Aggressive Design Top Athlete Sun Protect
クレンジングオイル   :Aggressive Design Waterproof Cleansing Oil
サイクルウエア用洗剤  :亀の子束子 自転車泥汚れ専用洗剤

starlight w

前田公平レポート

毎年楽しみにしているスターライト幕張。今年も沢山のギャラリーが集まった。
コースは例年とは逆回りとなり、今までとは全く違うリズムのコースとなった。また、立て続けに来た台風、前日夜の雨の影響で、当日こそ晴れて暑いくらいだったが、コースは一部泥となった。凄くセッティングに悩むコンディションだったが、水たまりや泥の深い所は諦め、芝や舗装の転がりの軽いセンタースリックのCHICANEを選択。夜で見落としたギャップでのパンクを予防するためいつもより空気圧を少しだけ高くした。
スタートは最前列から、クリートキャッチこそワンテンポ遅れたものの冷静にスタート。第1コーナーに2番手で入り、ペースをつくる。大きな水たまりは手前から担ぐと決めていたのでそこも冷静にこなす。乗車クリアの場合との差が気になったが、そこまで大きく差が広がらず、後の直線ですぐに挽回できる範囲。また、先頭付近でも乗車クリアしたのが小坂選手のみという成功率と、8連続クリアは難しそうだという判断で、当面の作戦はそこでのミス待ち。1周を終えるとすでに2人で後ろは大きく離れている。冷静で居れる程度の余裕はあったので、どこがウィークポイントとなっているかを探りつつ、無駄な体力を使わないようにハイペースを刻んでいった。すると中盤、水たまりからの泥の登り返しで脚をつく場面が見受けられるようになった。しかし決定的な差になるようなものではないのでペース維持。すぐ追いつかれてしまうが、暗いコースは路面が見えてペースを作れる前が有利なので、自分のペースを作っていく。そして勝負の分かれ目となる時が。やはり深い水たまりと泥の登り返しセクション。前で入り担いでいると、ギャラリーからの反応的にトラブルか転倒か。かなり差が出来たのでまだ中盤だがプッシュしていく。立ち直る前に差を広げたいところ。ある程度広がったところで差がキープとなり、実況を聞きながら状況を把握。最後は慎重に走り無事優勝することができた。
ずっと2位が続いたいたので、今回の優勝は嬉しいものとなった。また、勝ちきれなかった冠レースで勝つことができた安堵感も大きい。多くのギャラリーの中、多くの声援を貰い楽しくレースを走れました。ありがとうございました。

織田 聖レポート

日本で数少ないナイトレース。前日の夜に雨が降り、当日は晴れて暑かったがドライにはならずマッドの所もあった。
スタートは1列目。第1コーナーを5、6番で侵入してシケインをバニーホップでこなし4番に上がった。テクニカルセクションで単独3位になり前を追う。試走の時は明るかったため全く怖くなかったセクションもいざレースになり走ってみるとすごく怖かった。轍もよく見えず、段差などもよく見えない。パンクのリスクを考え少しタイヤの空気圧を上げ目で臨んだが、轍の中にあった見えない段差か石かにぶつけてしまいパンクさせてしまった。スムーズなピットサポートによりストレスなくバイクチェンジする事ができたが、だんだんと沢田選手に追いつかれてしまいパックで何周か走った。直線やキャンバーでは遅れないがちょっとしたミスが自分の方が多く徐々に離されてしまい、単独4位になりそのままゴール。久しぶりに限界まで追い込めた。レースの半分以上、現全日本チャンピオンと一緒に走れたのは大きな収穫だと思う。後ろから色々と観察することができたのでいいところをどんどん真似したいと思います。今シーズン中に公平選手や、小坂選手とパックで最後まで走れるように頑張ります。たくさんの応援、サポートありがとうございました。

江越 海玖也レポート

前日夜に雨が降り、当日はじりじりと暑いくらいまで晴れたが所々泥セクションが残るコースとなった。
初ナイターで緊張していたが落ち着いてスタートできた。50番手スタートで、なるべく前には上がったが一つ目のコブで前の人が詰まり突っ込み突っ込まれ順位を落としてしまった。ナイターなだけあり暗く怖いと感じる場面もあった。序盤は担ぎの切り替えを早めにして間をすり抜けて位置を上げていった。2、3周目に入りキャンバーもわりと乗車で行けるようになった。途中ビートが若干落ちエアが抜けてしまうような事があったが、真っ直ぐ乗る対処とピットでバイクを用意してもらえていたおかげでクリアした。大きなミスもなく良いペースで走れていると思っていたのだが残り2周で足切りになった。
足切りになるとは考えてもいなかったので気持ち的に不完全燃焼。よく走れていると感じてたのに足切り終了は、トップがどれだけ速いのかとレベル差を感じた。
冷静に視野を広げ他の選手にひっかから無いようにルートを選んで走れたのは良い点だった。初戦からパンクの悪い流れを断ち切れたのでこらからもなるべくトラブル無しにレースできたらと思います。
たくさんの応援、サポートありがとうございました

・唐見 実世子レポート

今年で2回目の挑戦となる『弱虫ペダルスターライトクロス』。
ナイトレースだというのにたくさんの観客。見る楽しさ、走る楽しさを伝えられる最高の舞台だった。
今年は昨年とは逆回り。しかもマッドコンディション。タイヤは乗れないであろう泥区間を捨ててシケインにするのか、少しでも乗れるようにベイビーライムスにするのか直前まで悩んだが、リスクを考えてベイビーライムスをチョイス。でもそれは今の私にはベストな選択だったと思う。
レースがスタート。今回はクリートキャッチは比較的上手くいったが、それでもダート区間に入る頃には4番手。細かいちょっとしたコーナーリングも手間取ってしまう事が多く、5番手までさがってしまう。
しかし、何周か走っているうちに芝生などの区間で挽回でき3番手まであがり、その後2番手を走る今井選手の背中が見えるところまで追いつめる事ができたが、やはり乗れないキャンパー区間や泥区間に悩まされてしまって、表彰台に届くのが精いっぱいとなってしまった。
レース当日は、朝からずっと応援してくださるファンの方々、友人知人がいらっしゃっているにも関わらず、詰まらない落車をしてしまったり、力が及ばなかったりと、課題の残る一日となりました。今日の出来事をもう一度振り返って、出来る限りの準備をして次のレースに繋げていきたいと思いました。
チーム関係者や大会関係者の皆さま、そして応援くださった皆様、本当にありがとうございました。

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