弱虫ペダルサイクリングチーム

レースレポート

第1回 JBCF 宇都宮ロードレース

宇都宮RR③

大会名

第1回 JBCF 宇都宮ロードレース

開催日

2017年3月19日(日)

結果

E1 前田 公平:7位,長塚 寿生:11位,織田 聖:24位,飯田 千暁:43位,大場 政登志:114位
E3 前川 広大:5位,赤荻 秀弥:7位
F 唐見 実世子:3位

使用機材等
フレーム     :FELT  FR1,AR1
タイヤ・チューブ     :Panaracer RACE Evo3 Series,RACE EVO 3.0 TEAM
クランクセット       :ROTOR 3D+ IN POWER
チェーン     :KMC X11SL
サイクルメーター     :GARMIN Edge820J,520J
サドル、バーテープ   : fabric
ブラケット フード部   :OUTER TOP SHAKES HOOD
ウェア     :Champion system
アンダーウェア      :CRAFT
ヘルメット       :GIRO SYNTHE MIPS,SYNTHE
シューズ          :FACTOR TECHLACE, Empire W ACC
グローブ,ソックス,シューズカバー:GIRO
ケミカル      :和光ケミカル
サプリメント        :グリコ パワープロダクション
日焼け止めローション  :Aggressive Design Top Athlete Sun Protect
クレンジングオイル   :Aggressive Design Waterproof Cleansing Oil

宇都宮RR2

前田 公平レポート
宇都宮二日目はアップダウンを含むコース。今回マークすべき選手はやはり沖縄市民210km覇者の高岡選手だろう。レースが短いのでどうなるか予想がつかないがマークすることに変わりはない。レースは散発的にアタックがあるも、どれも決定打にはならずすぐに吸収される。自分も試しに動いてみるがすぐにチェックされて動きづらい。最終周回に入ったところで自分と高岡選手含む5人ほどの逃げができるが、一人はローテに入らず、残りも殆ど引いてくれずで、協調体制が築けず吸収されてしまいゴールへ。最後250切ったあたりから早がけするも、先に若干逃げていた選手が抜き際にふら付いてあわや森林にダイブ。失速から踏みなおせず7位。
自分で追ってしまうシクロクロスの癖がなかなか抜けないが、皆に上手く指示をだして次戦は勝利に繋げられるようがんばります。

大場 政登志レポート
前日のクリテリウムでは全く役に立ちませんでした。今回は上り坂が個人的にはキツいと感じたのでせめて上りの手前までにチームメイトを前にまとめていられるようにということと耐えること。この2つだと思いました。チームメイトを前にまとめるという点では一応飯田を集団の前方まで連れて行き他の選手は前の方からスタートしてくれたのである程度前に居てくれましたので。集団内のポジションを上げた後、上り坂を前で進入するために踏みすぎて上り口で本末転倒の脚パンの大失速、集団内で耐える予定でしたがその後も追いつくことが出来ずに最後尾のグルペットで協力しながら完走を目指して回して行き、完走。周回を重ねるごとに登りで身体が動くようになってきていたので今後に期待できそうです。

織田 聖レポート
Two in one の2日目。通称「鶴カン」を含むアップダウンの1周7キロ弱のコース6周。
登りゴールだったのでチームとしては、自分はアシストだろうと思いスタート。
アタックも多々ありチームとして公平選手、飯田選手、長塚選手、自分とアタックしたり、乗ったりした。しかし、上手くコミュニケーションをとることができずに無駄が多かった。
今回のレースも結局ゴールスプリントの展開になった。今回は、公平選手を後ろにつけてラスト1kmから引っ張った。ラスト300mで放出。全開で引っ張り、脚がいっぱいだったのでたくさんの選手に抜かれてしまい24位でゴールした。シクロシーズンが終わって約1ヶ月。練習量がまだまだ足りていないと痛感したレースでした。そして相変わらず自分自身の無駄が多い。もっと頭を使って走ろうと思います。たくさんの応援、サポートありがとうございました。

長塚 寿生レポート
本日、日曜日は以前ジャパンカップで使用されていたコースを一部取り入れた1周6.4kmを6周する計38.4kmで争われた。
ジャパンカップに参加した事がない私は、このコース自体を走るのが初めてで、試走前にはゴール前で必ず集団はバラバラになると聞いていたので、そこを意識して試走に出た。
試走をしてみると、ほとんど平坦が無く、上っているか下っているかの一方で常に気が抜けないコースという印象。
早めにスタート位置に移動し最前列からスタートをした。
スタートと同時に単発的なアタックはあるものの、必ずゴール手前の登りで捕まると考え集団の先頭をチームで固める。2kmほど走り登りの直前でリンク東北の選手が飛び出したのを確認し、私も一緒に逃げに出る。だが下りに入りアップダウン区間まで行ったが、その途中で吸収されてしまう。
その後も、チームメイトを含む逃げが何度か出来るが、必ず集団のペースが上がるアップダウン区間で吸収されてしまう。
レースも後半に入り残り3周になった。レース前に気を付けるべき選手として名前の挙がっていた、高岡選手が集団中ほどから先頭付近に移動をする。その周回の登り区間で、前田選手と高岡選手を含む5名ほどの逃げが構成され一気にタイム差が広がった。次のカウンターに備えるために先頭付近に位置し走っているが、最後の周回を目前にその逃げは吸収されてしまい、集団は一塊のまま最後の一周を迎えた。
勝負所は必ず最後の登りと皆が考えているのか、ほとんど動きがないままゴール1km手前の登りに突入。聖選手が良いスピードで前田選手をリードアウトしていき、2選手挟んで私もゴールへ向かって飛び出す。しかし結果は11位。
登り基調でアップダウンとコースも私向きで絶対に勝ちたかったレースであった。それなのに入賞にさえも絡むことが出来なかった。

今回のレースは距離が短いこともあり、集団で足を溜めていた選手が勝ってしまった。そうした選手の足を削ることが私の役目でもあるので、それが出来なかった事は大きな反省点である。
しかし、私たちが参戦するエリートツアーは全体的に距離が短く、今回のようなパターンになるレースが今後も出てくるであろう。その為には一瞬で他の選手を置き去りにするような、瞬発的な力が要求されることになる。
だが、2戦連続で不甲斐ない結果を出してしまった事は、チームの選手、サポートして下さっている方々、応援していただいている皆様に本当に申し訳ない気持ちで一杯である。
この気持ちを晴らすためにも、何としても次戦のロードレースは勝たなければならないと思っている。
今後もどうか宜しくお願い致します。

飯田 千暁レポート
2in1の2日目はジャパンカップで使うコースの一部を使い鶴カントリーを登る一周6.4kmのコース。鶴カントリーは最大勾配16%という登りがきついコース。
スタート位置が後ろになってしまったが大場選手に引っ張り上げてもらいすぐに集団先頭まで行く事が出来た。そのまま大場選手がスタートアタックをし鶴カントリー手前で吸収。一周目の鶴カントリーで長塚選手がアタックをして集団の人数を減らしにかかる。自分、前田選手、織田選手は集団前方で待機し次の動きに備える。下りが終わった後のアップダウンで長塚選手は吸収される。その後も自分、前田選手、織田選手でアタックのチェックに入ったりして徐々に人数を減らしながら周回する。残り3周くらいからマークしていた高岡選手がアタックなどを仕掛け始める。絶対的な力がある選手なのでアタックなどには全てチェックに入り逃さないようにする。ラスト一周に入る登りの入り口で前が詰まったタイミングで後ろから突っ込まれてしまいギアがトップ縛りになってしまい自分は登りで遅れてしまい1分半遅れでゴール。脚もまだあったので悔しいです。しかし突っ込まれてしまうような位置にいる自分が悪いです。
このレースでも位置取りの下手さが仇となってしまいました。
次戦はしっかり結果を出せるように練習します。

赤荻 秀弥レポート
宇都宮二日目のコースはよく練習にも訪れなじみのあるコースだった。レースは2周半の約15㎞と短かった。
スタートし上り終えてアップダウンの区間が終わり反対側の登りで他チームの選手と2人で飛び出し逃げを図りましたが、鶴カントリーの登りに入る手前で捕まってしまい集団に戻る。その登りで1人が飛び出しましたが、前の周に逃げた2人が捕まったので追わずいました。そして反対側の登りで捕まえました。
そのまま鶴の登りまで落ち着いたペースで進みました。最後の登りでは上り始めからスプリントをかける選手もいましたが、そこからだったらタレるので我慢して残り200mからスプリントをしました。残念ながら位置取りが悪く、前に出られずに終わってしまいました。
フィジカル的にもコースも勝ちを狙っていたのですごく悔しいです。
この2日間のレースでたくさんのことを学びました。まずはレースで学んだことを忘れずに次のレースではそれを活かして走りたいです。
2日間サポートや応援ありがとうございました。

前川 広大レポート
今日こそはと臨んだロードレース。昨日のごとく早くならび一番前からスタート。スタートしてすぐ、一名の選手が飛び出すが、逃げきりを狙ったものでないと判断し様子見。そこからさらに2名が抜け出し先行する展開が鶴カントリー前の登りまで続く。流石にキャッチしようかと集団を引き連れているつもりで吸収するが、なぜか集団が着いてこず宙ぶらりんになってしまう。集団の動きが鈍いのでそれではと踏み直し、単独で鶴の登りへ。合流待ちで少しパワーを落として登っていたところ、マークしていた強力な選手がアタックしている。これは逃げ切れると思い、踏み直してそれに同調する。そこへ3名が合流し、協調して集団とのタイムを広げていく。道中、何度かアタックがあるが冷静に対応する。そして最後の鶴前でタイム差が45秒と告げられた瞬間牽制に入り何をしても先頭を変わってもらえず、追い付かれるよりはと仕方なく牽く。鶴下でアタックがかかり対応するが、残り250mで他のメンバーのスプリントに全く反応ができず、死にそうな顔でゴール。
ただ単純にフィジカルの無さが露呈した結果です。しっかりトレーニングを積んでいきたいと思います。

唐見 実世子レポート
宇都宮2日目の今日は鶴カントリーの上りを含むアップダウンの険しいコース。1日目が3位だったために何とか結果を出したいと思ってスタート。
1周目の上りで早くも5人に絞られる。だが、身体が重く思うように進まない。ラスト前の上りで集団が4人。決定打が打てないままラスト周回へ。ラストの上りで3人になり、金子選手に行かれてしまう。反応できそうで出来ず、完全に力が抜けてしまった。結果3位となってしまった。
今回のレースの反省点を生かし、今後のレースに繋げていきたいと思いました。

ホーム チームへの思い プロフィール スケジュール