弱虫ペダルサイクリングチーム

レースレポート

JET第19戦/JFT第20戦 第50回JBCF西日本クラシック 広島大会 Day-2

大会名

第20戦 第50回JBCF西日本クラシック 広島大会 Day-2

開催日

2016年7月3日(日)

結果

E1 岡 篤志 :優勝,大場 政登志:35位,西島 優太郎:4位,栗栖 嵩:30位

F  唐見 実世子:2位

使用機材等
フレーム     :KUOTA KOM
タイヤ・チューブ     :Panaracer Race Evo3 Series
クランクセット       :ROTOR 3D+ IN POWER
チェーン     :KMC X11SL
サイクルメーター     :GARMIN Edge520J
ブラケット フード部   :OUTER TOP SHAKES HOOD

ウェア     :Champion system

アンダーウェア      :CRAFT
ヘルメット       :MET リヴァーレHES
ケミカル      :和光ケミカル
サプリメント        :グリコ パワープロダクション
日焼け止めローション  :Aggressive Design Top Athlete Sun Protect
クレンジングオイル   :Aggressive Design Waterproof Cleansing Oil

 

岡 篤志レポート

2日目は昨日より1周少ない49.2km。ライバルは寺崎選手に加え、昨年のジャパンカップ(オープン)やツールド沖縄210kmを制している竹芝の清宮選手が加わった。今回の作戦は、また逃げれるようにと言うのと、自分以外のメンバーも上位に入れる様にする事。
そしてレーススタート。昨日の疲れもあり、身体が重いのでしばらく後方待機。今日のスタートアタックは栗栖選手。速いペースのまま今度は大場選手がアタックし、6人の逃げが決まる。タイム差は15秒で2周目へ。イメージとしてはこのまま差を広げて後半に単独ブリッジ。抑えつつ前で走っていると、ワイズの選手がアタックしたので反応、6人程で抜け出すも牽制になり、我慢できずにアタック。すかさず松木選手と寺崎選手が付いてきたので、千切るつもりで下りを攻めると、登りの前で先頭に追いついてしまった。
集団もパラパラ合流し、一旦緩んだところで再び大場選手がアタック。皆んながキツイ展開で登りを進み、登りのアタックポイントへ。ここで行けば決まると思い、全開でアタック。案の定スプリンター勢を振り切る事に成功し、清宮選手、雑賀選手の3人で逃げが決まった。
3周目に入り、タイム差は30秒。清宮選手は登りが速く、雑賀選手もローテに入ってくれて、今日はこのまま行けそう。
しかし登りで雑賀選手が遅れ2人に。最終周に入り1分差。逃げ切りは確定したが、問題はどこで勝負するか。三段坂の登りに入り、様子見でペースアップ。振り返るとかなりキツそうだったので、更に踏み込み、引き離す事に成功。下りも踏み、最後は余裕を持ってゴール。
チームとしても、西島選手が寺崎選手に次ぐ4位でゴールし、目標を達成できた。全日本が惨敗に終わった事は悔やまれるが、調子も上がり、また上に挑戦しようと思えるくらい力はついて来たと感じる。もっと上に行くべく、このまま頑張っていきたいです。ありがとうございました。

大場 政登志レポート

2日目は35位。 1日目に岡選手が自らの力でイエロージャージを取ってくれました。次は各々が勝つようにする。
スタートしてすぐ、地元の栗栖選手を逃げに乗せて、他が後から追いつき栗栖選手になるべくいい走りをしてもらった。その後の下りで上手いこと抜け出したので、6人でローテーションすることに。清宮選手・雑賀選手などが居てくれたのでコレは行けるかと思いましたが、2周目の登りで吸収。緩んだ隙にもう一回逃げを試みましたが登りではうまく走れず吸収され、岡選手がアタックするべきポイントを逃さず、勝ち逃げが決まった。瀕死の私は登りで一旦千切れてしまい、下りでどうにか追いつき集団復帰。気がついたら前で津末選手が1人抜けていると教えてもらったので吸収してチームメイトに1つでも良い順位でゴールしてもらいたく集団を牽引。しかし、登りの手前で追いつくことが出来ず、津末選手を目の前にして脚がいっぱいになってしまい千切れてゴール。
最近レースを頻繁に走らさせてもらっているので少しは周りが見えるようになってきている感じがします。そろそろ次のことを考えて頑張って行こうと思います。ありがとうございました。

西島 優太郎レポート

前日の反省を生かし、アタック潰しに脚を使いすぎることなく岡の優勝に加えメイン集団での勝負に加われるよう動こうと話し合った。集団スプリントになった場合は自分が狙うことも念頭に入れてスタート。
走り出してみると調子が悪く苦しい展開が続く。集団中ほどに位置していたが中切れや小さな斜行、接触がありストレスがたまる。前に上がろうと動くもタイミングや脚の動きが悪くもたついてしまう。悶々としていたところで大場選手と合流でき下りで一気に前方に引き上げてもらう。
そのあとはポジションをキープし最終周回には集団先頭で入り、三段坂は栗栖選手のアシストを受け脚をためることができた。最終ストレートには五番手で入りバルバレーシング寺崎選手、シルベスト松木選手とのスプリントに持ち込む。トラックの日本代表選手でもある寺崎選手は異次元だったが松木選手を差し切り4位でのゴールとなった。
序盤チームのために全く動けず、逆にアシストを受ける側に回ってしまい情けない走りだったが岡の優勝と自分もなんとか作戦通り着に入ることができてチームの強さを感じることができたレースだった。チームに貢献できる走りとしてはまだまだ力不足なので引き続き集中して練習を重ねていきたい。

栗栖 嵩レポート

7/3(日)、西日本ロードクラシックの2日目は、昨日よりも1周少ない4周回49.2kmで行われた。今日もプレイングコーチの大場選手の指示のもと、チームの作戦が決められた。昨日同様、岡選手の逃げ。そして、チームの誰かを上位に送り込むこと。そのために自分が逃げに入るか、もしくは集団スプリントになった場合は西島選手のスプリントを狙うこととなった。また、スタートアタックは、地元広島出身の自分が行うこととなった。
天候は曇りだが、この日も気温・湿度ともに高く感じられた。一時、雨が心配されたが幸い降られることはなかった。この日の出走時間は7:30。開場時間の6:00には会場入りし、早々にアップを行いスタートラインへ並んだ。
スタートが切られ、下りが始まる手前でスタートアタック!が、誰も反応せず単独で下る。苦手な下りもPanaracerのタイヤのお陰で安心して下ることができた。その後、数名が追いつくが、そのすぐ後に集団に吸収された。すかさず大場選手がカウンターアタックを仕掛け、6名の逃げが決まった。その後は集団後方で様子を見つつ、2周目の三段坂手前で集団前方へ上がる。ここで大場選手の逃げに追いつき、一旦緩んだところで再度大場選手がアタック。集団は再び活性化し、岡選手のペースアップも加わる。自分はアップが足りなかったためか心拍数が一気に上がりかなり辛い。周りも辛そうだった。このタイミングで三段目の坂に差し掛かり、勝負所とみた岡選手がアタック!反応できた選手は数名で、あとはバラバラに。ここで岡選手の逃げが決まり、メイン集団との差は順調に開いていった。
その後、3周目の下りで息を整え、続く三段坂の上りでは2、3番手に位置取りアタックに対応。このとき脚が上手く回ったが、最終周回では脚が売り切れてしまい、最後は西島選手に気持ちを託して集団からドロップ。最後は4名ほどの小集団でスプリントし、30位でゴール。
ゴール後結果を聞くと、岡選手は見事逃げ切り優勝、さらに西島選手が4位入賞!チームをアシストすることで、個人総合・チーム総合1位の座を守ることができ、良かったと思う。この二日間、地元の家族が会場に駆けつけてくれ、レース中には観客の皆さまからも沢山の応援を頂きました。ありがとうございました。観客の皆さまの応援や、サプライヤー様・チームのサポートに応えられるよう、引き続き練習に励みますので、よろしくお願いいたします。

唐見 実世子レポート

昨日のレースで2着になってしまった事もあり、Day-2は何とか勝ちたいと思って、会場入り。朝一のE-1のレースでも、岡選手が逃げきり勝利を決めてくれて、自分自身も何とかしたいという気持ちになった。
JFTのレースは午後から。だんだんと気温も上がり、蒸し暑い。3周という事もあり、とにかく集中して挑んだ。
1周目、ニールプライドの樫木選手のアタックがかかる。アタックに反応は出来るものの、そこから自分の展開に持っていく事ができない。
2周目、坂口選手のアタック。やはりその後、自分の展開に持ち込めない。
最終回、集団はまたしても硬直状態。ゴールスプリントへ。ホームストレートは向かい風。私は4番手につけたが、その後ろにライブガーデン吉川選手がいる。前の選手と詰まる。右から仕掛け、ペースアップするもギアが軽い。ギアを掛ける余裕がない。そのままスプリントへ。コースの左から吉川選手がダンシングでグイグイと行っているのが見えた。今回もまた、失敗した、と思った。
またしても2着。今回の失敗は、自分に自信を持ってレースが展開できていなかった事。チームを信じて、自分のやってきた事を信じて、今後のレース活動に取り組んでいきたいと思う。
また、今回の遠征では、地元という事もあり、コースのいたるところで温かい応援を頂きました。正直、レース展開が難しく、何度も足が止まりそうになりましたが、応援が私をゴールまで導いてくれました。勝利という形でお応えできなかった事、とても悔しく思うと共に、今後のレースも応援してもらえているという事を忘れる事なく、全力で走ろうと思いました。

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