弱虫ペダルサイクリングチーム

レースレポート

第85回全日本自転車競技選手権大会 ロードレース

大会名

第85回全日本自転車競技選手権大会 ロードレース

開催日

2016年6月25日(土)

結果

U23   岡 篤志:41位    前田 公平:DNF

使用機材等

フレーム     :KUOTA KOM
タイヤ・チューブ     :Panaracer Race Evo3 Series
クランクセット       :ROTOR 3D+ IN POWER
チェーン     :KMC X11SL
サイクルメーター     :GARMIN Edge520J
ブラケット フード部   :OUTER TOP SHAKES HOOD
ウェア     :Champion system
アンダーウェア      :CRAFT
ヘルメット       :MET リヴァーレHES
ケミカル      :和光ケミカル
サプリメント        :グリコ パワープロダクション
日焼け止めローション  :Aggressive Design  Top Athlete Sun Protect
クレンジングオイル   :Aggressive Design  Waterproof Cleansing Oil

岡 篤志レポート

U23カテゴリーは1周11.9kmを10周する119kmで争われる。コースはスタートしてすぐに道が細い登りに入り、2km程登ってから道の悪い下り、TTコースと同じ海岸沿いの道に出て、細いアップダウンを走りゴールと言う感じ。
しかし当日は台風並みの強風と雨で、元々短かったレース距離が更に短縮され8周回で行われた。
スタート時には雨は弱まり、定刻通りレーススタート。
ほぼ最後尾からのスタートになってしまったが、最初はパレード。
しかし道も細く前に上がるのは困難で、そのまま下りへ。
案の定中切れが至る所で起きるが、焦らずに詰めて行く。
海岸沿いの道で追いつき、そのまま勢いで先頭付近へ。
集団は鹿屋がチーム全員で先頭を固め、コントロールしている。
強烈な向かい風で20km/h程しか出ておらず、試しにアタック。
日大の岡本選手、EQADSの津村選手が反応し、3人で飛び出す。
しかし依然鹿屋勢が牽き、差も開かないので戻る。
意図が分からないが、エースと思われた徳田選手も牽いているので、集団を纏めてスプリントにするつもりだろうか。
鹿屋コントロールの後ろに付け、2周目の登りへ。
ここで鹿屋がばらけ始め、1人が完全に踏み止める。後ろにいた選手が接触し、自分の前を走っていた孫崎選手が落車。ギリギリストップし、自転車から降りて道に横たわる自転車を跨ぎ、再乗車するもクリートが嵌らず集団後方まで後退。
先頭は徳田選手がペースを上げ、精鋭10人程になっている。鹿屋のスプリンター黒枝選手も遅れている。スプリント作戦ではなかったようだ。
分裂した集団から全開で追走をかけるが、頂上までには追い付かない。
後ろに7人程付いてきたが前に出てくれなかったので下りも牽き、下りきりで先頭集団に合流。この時点でオールアウト寸前。
しかし後ろとは完全に離れ、この有力選手のみに絞られた18人グループで勝ち逃げが決まった。
3周目、4周目は幸いゆっくり進み、ローテーションしながら進む。
油断した5周目、最後尾で登りに入ったところ、TTの覇者小林選手が下からペースアップ、余裕のなかった選手が中切れし、焦って自分も先頭までもがくが、結局2人程が千切れる程度に終わった。
かなり消耗を隠し切れなくなった6周目に入る手前、鹿屋の選手がアタックし、少し先行。
追う選手がいなかったので牽き、ボトルを取りたかったので左端へ。その瞬間に小林選手がアタック!徳田選手、松本選手、小橋選手ら有力視していた選手も反応。
自分もすぐに反応するべきだったが、呑気にボトルを受取り追走開始。
しかし全く脚がなく、追い付かない。
5人に完全に引き離され、後ろにいた選手と合流して前を追うも、タイム差は広がる一方。勝負から完全に脱落し、心も折れてしまった。
7周目で第2グループからも単独で離れ、ゴール前300mで10分近く離れていたメイン集団にも抜かれる有様で、リザルトとしては何も残らなかった。
今回の反省として、最初の落車や無駄脚、判断ミスなどはあったが、何より自分の力不足。
優勝した小林マリノ選手は、終始余裕を醸し出しており、勝つべくして勝ったと思う。
今年は環境や立場も変わったとは言え、今までU23でありながらエリートカテゴリーで全日本を走り、U23なら勝たなければ話にならないと思ってきて、今年はタイトルを獲ることを考えて臨んだが、箸にも棒にもかからない結果になった。
全日本に出るからには中途半端ではまずいと、6月は本気で準備してきたつもりであったが、付け焼刃で勝てる程甘くは無いと痛感した。
終わってしまったことは仕方が無い、また一から頑張りたいと思います。
ありがとうございました。

前田 公平レポート

自身初となる全日本ロード。心配された天気は当日朝には暴風雨。心配になるがスタート前には雨も弱まった。
前日からの気圧差から偏頭痛を発症しているのが不安だったが大丈夫そうだ。濡れた路面を考慮し、タイヤは25Cでいつもより低めの空気圧にセッティングした。
ほぼ最後尾からパレードスタート。リアルスタート後は中切れの嵐でなんとか詰めて集団に追いつく。2周目の登り口で誰かが落車。道幅も狭くストップを余儀なくされる。その間に先頭はどんどん前に行ってしまっており、リスタート後に全力で踏み、追いついたものの、そこから耐えることができずに千切れてしまう。同じく千切れたメンバーで回りながら走るも、6周目の後半でタイムアウト。
普段通り、しっかり前に位置し、展開できればまた違った走りができたと思う。何もできずにレースが終わってしまい、次からはこのようなレースは絶対にしないよう、積極的な走りをしていきます。

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